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2011.12.03 *Sat

427(2011.12.3)

いよいよ師走に突入。この1年も早かったです。今年もいろいろありましたが、とにかくいろんな意味で残り1か月。安全無事に実りあるものにして終えたいものです。

引越しは終わったので、本でも読んでのんびり過ごす予定でしたが、近所の農家のお手伝いを頼まれたり、これまでお世話になってきたスキー場から最後に準備を手伝えといってくれたりしてそれなりに時間が埋まってきました。
先月、本の整理をしていたら、学生のころに買った原発関連のものがいくつか出てきました。学生の頃の自分にも原発に対しての問題意識(反原発という意味での)があったことに少しほっとしました。これを引越しの荷物に入れず、こちらに置いたのでいくつか読み返してみました。
原発は危険だ、という意識はもちろんあったものの、それは普通に運転していても放射性廃棄物処理の問題が解決していないとか、人の少ない地方にばかり建設する考え方がけしからんといった批判ばかりで、実際にそれが暴走したときどのようになるのか、そこまで意識して読んでいなかったことに反省。米国スリーマイル島やソ連チェルノブイリのように原発事故はまたどこかで起こりうることは予想していたけれど、それが我が国で起こるとは正直思っていなかったということは、結局私も安全神話を無批判に受け入れていた一人であったのです。

「東京に原発を」(広瀬隆 集英社文庫 1986年)は、事故の規模や発生の仕方に多少の違いはあるものの、予想される政府の対応については、避難すべき国民へ正しい情報が迅速に伝えられないであろうことを予告していました(それは全く今回のフクシマの事故で行われた対処そのものでした)。そして1960年には、国は深刻な原子力災害の被害の広がりをかなり詳細に検討し、その損害額まで算定していたというのです。それは当時政府極秘報告書(通称S報告)→大型原子炉の事故の論理的可能性及び公衆損害額に関する試算-としてまとめられていたそうです。(当時は、東海第一原発17万kw(熱出力50万kw)での事故を想定していたようですが、実際はその後に建設されたお隣の原発で事故が起こったということになります。)
被ばくで人が死んだら1人当たり85万円の損害(賠償)などと想定されており、逆にいえば、どの範囲までなら賠償しても国のサイフが持ちこたえられるのかを試算したものだったのかもしれません。
今回のような事故に対して、政府としての対処方針が決まっていたと考えることもできるわけで(もちろんそれは国の仕事としてまっとうなコトではあるけれど、そういう方針・考え方もあらかじめ教えておいて欲しかったですね)、事故直後に設定された同心円の意味もおそらくその線にそったものだったのでしょう。
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Author:nekomimi
2001年夏に東京の会社を辞め、農業を中心とする生活をするため福島県会津地方へ移住。
連れ合いと3人の息子、犬のもも、ネコのリンと賑やかな田舎暮らしをしています。

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