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2011.08.22 *Mon

412(2011.8.22)

お盆も終わり。子供たち3人を相手にしての休みは正直なところきつい。どこかに連れて行けばいいのでしょうが、小学校2年から2歳児までが同じように楽しめるところというのはなかなかないのです。夜に花火をしたり、庭で水遊びをさせるのが一番経済的かつ親も気楽です。

そのお盆を過ぎたら、暑い夏も終わってしまいました。一転、雨の日は半ズボンでは寒いくらいになりました。さびしいですが、これが季節の移り変わりというものでしょう。

先日、福島地裁会津若松支部の側溝の汚泥から1kgあたり約18万6千ベクレルの放射性セシウムが検出された、と地裁が発表しました。会津若松もホットスポットか、あわててしまいそうですが、この手の報道には少し一息おいて接した方がいいように思います。
なにも、これは大したことではない、騒ぐべきではない、と過小評価しようとしているわけでは決してありません。

稲わらの放射能汚染でもあったように、薄くばらまかれた放射性物質は人の手や風雨などで特定の箇所に集まれば、高濃度の放射能が検出されることはありうることです。濃度が高いというのはとても問題なのですが、さらに注目すべきは、この汚染物質(今回の場合は汚泥)がどのくらいの量存在するのか、ということだと思います。今回の発表はあくまで「1kgあたり約18万6千ベクレルの放射性セシウムが検出された」といっているだけで、その汚泥が一体何キログラムくらいありそうなのか、ということがどの報道を見ても載っていません。極端な話、その汚泥が1グラムしか存在しなければ、186ベクレルしかないことになります(「しか」、という表現が正しいかわかりませんが)。もちろんこれが何十キロもあればそれなりに問題は大きくなりますが、それとてその何十キロ全体が高濃度に汚染されているのか、その表面だけなのか、ということもとても大切なことです。

同様に最近、新潟のガソリンスタンドの側溝から9千ベクレル/kgといったように、すわホットスポットかとあおるかのような報道が盛んにされていますが、それがどのくらいの「量」あるのかきちんと教えてほしいものです。そうでないと、大きな数字だけが独り歩きして、一体どこにどれだけの危険が潜んでいるのか、実態がわからなくなってしまいます。
一方、下水処理施設で焼却汚泥から1万5千ベクレル/kg出た、ということであれば、感覚的にこれは量的にかなり多いでしょうし、おおよそ全体の濃度もおしなべて高いと想像できます。
測った汚染物が何であったか、それがどのような状態で存在していたのか、によって数字はいかようにもなるので、できるだけ全体の量もわかるようにしてほしいし、そのような報道を見たときにはそちらにも注意を向けた方がいいのではないでしょうか。

それにしても、このばらまかれた放射性物質の始末は大変です。量も範囲も膨大で、人体への影響も計り知れません。しかしながら、この後始末について当の東京電力も、政府もはっきりとした方法をまだ決めていません。その間にも自治体や市民は普通の天災の後始末のように自主的にとりあえず自分たちに害が及ばないように除染をしています。
でもいうまでもなく、これは大変おかしなことです。今の東電と政府の姿勢をみていると、原発本体の事故対応は東電、拡散した放射能の始末は行政(国、県、自治体)という役割分担になっているようにも見えます。でも排出者はあくまで東電ですから、もっと東電は除染に積極的に関与してもらわないといけないのです。とりあえず今は東電だけでは手が回らないから、行政にお願いしているというのならわかります。でもそんな気配、ないですね。

今回放出された放射性物質は、いってみれば産業廃棄物であって、それを全国にあまねく不法に投棄してしまったのですから、その回収責任は東電にあるのです(ただし、東電の言い分としては、不法投棄の責任は当事者に過失がなければ問われないので、「天災」である今回の事故では責任なしといいたいのでしょうが)。それを行政や市民が自らの費用負担で行わなければならないのは、おかしいです。
自治体で処理します、といったってその原資は私たちの税金ですから、結局その費用は私たちの負担(しかも本来の業務に時間を割くべき職員のマンパワーもそぎ取られて行政サービスも低下)。そして、その一部は赤字国債によって賄われているのですから、私たちの子孫にまで重い負担を強いることになってしまいます。
仮にこの費用は最終的に全額東電で負担、ということになったとしても、結局電力料金に上乗せされる(東京電力管内だけでなく、どの電力会社でも関係なく)のですから、やはり国民負担には変わりありません。

いよいよ原発の社会的費用という面からも、本格的に早急に見直しをすべき時と思うのですが、そういう雰囲気も残念ながらないですね。今や競馬程度の注目しか集められない政権党の党首選が近々あるようですが、そこですら脱原発の議論もされていません(というより、脱原発の候補者がでていないのでしょうか)。

また次のデモ、いつ行こうか考え始めました。
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Author:nekomimi
2001年夏に東京の会社を辞め、農業を中心とする生活をするため福島県会津地方へ移住。
連れ合いと3人の息子、犬のもも、ネコのリンと賑やかな田舎暮らしをしています。

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