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2011.05.20 *Fri

りんちゃん

我が家の愛猫 りんちゃんが今日、天国に旅立ちました。少し汗ばむくらい晴れた5月の青い空の下で。

思えば例の大震災の前後から食欲がなくなってきたように思います。いつもはねぐらの倉庫の扉をあけると、ウナーとしか表現できないようなかわいらしい声をあげて表に元気に出てくるのに、最近はいつも寝床で眠ったまま。まだ寒いからかなあなんて思っていたのですが、気づかないうちに具合が悪くなっていたのです。
1か月ほど前にお医者さんに診てもらったのですが、肺の音が少しざらざらいうとのこと。検査をすれば原因がわかるかもしれないけれど、検査のストレスで死んでしまう動物も多いとのことで、注射一本でおうちに帰ってきました。それからも日に日に痩せこけて体重は半分近くまで減っていたのではないでしょうか。
晴れた日は、大好きだった庭の日向に連れていくのですが、それでは少し暑いのか、縁の下や木陰で口をあけて荒い息をしていました。

今日、午前中一番下の子を病院に連れていって帰ってくると、縁の下に体を半分いれて苦しそうに息をしていました。いままで見たことがないくらい舌を出して。あわてて涼しい寝床がある倉庫に入れて休ませ、私は眠くてむずがる子供の相手をしていました。
昼休みに帰ってきた連れ合いがりんちゃんの姿を見に行くと、すでに逝ったあとでした。

寝床から自力で出て、冷たいコンクリートの上で一人さびしく、死をまっていたのでしょう。猫は飼い主に死に姿を見せないといいますから、ひょっとして倉庫の物陰に隠れるところだったのかもしれません。最後はチャームポイントのブルーとゴールドの瞳をしっかりと前に向けて、彼女らしい最期の姿でした。

なにしろおてんばで、愛想のいい、狩りの上手な、かわいらしい白猫でした。家の周りで私が仕事をしていると、近くに寄ってきて、いろいろお話をしてくれました。寒い日やさびしい時は膝の上に上ってきて気持ちよさそうにしていました。

私も彼女の最期が迫っている予感はしていました。おととい、夕方家の前で荒い息をしているりんちゃんのそばに腰かけました。思っていた通り、彼女はそれをみてすぐに私の膝の上にのってきました。あばら骨が目立つくらいに痩せて、苦しそうな息をしていましたが、やがて少し落ち着いてきたからなのか、呼吸もゆっくりになってきました。いつもやっているように、あちこち枕を変えて、膝の上で気持ちよさそうに目をつむっています。
それから1時間くらい、私もすこしずつ陽が傾いてくる家の前の景色を眺めながら、のど仏をころころしていました。遠くの田んぼで代掻きをしているトラクターの低い音以外、人工の音のない静かな時間。りんちゃんがうちに来たばかりのころのこと、蛇や野鳥を捕まえていたこと、うちでかっていたヒヨコを食べてしまったこと、ネズミを捕まえて異常に興奮していた姿、よその猫との取っ組み合いのけんか、犬のももとのじゃれあい、いろいろ思い出していました。
最期をこの膝の上で迎えられなかったのは本当に残念で、申し訳ない限りでした。でも、おとといりんちゃんも私の膝のうえで、自分の命がもうじきついえてしまうことを予感し、私たち家族との楽しかった時間を思い出してくれていたのではないかと思います。

私が生涯初めて飼った猫であり、おそらくこれが最後の猫になるでしょう。その1匹がりんちゃんで本当によかった。

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プロフィール

nekomimi

Author:nekomimi
2001年夏に東京の会社を辞め、農業を中心とする生活をするため福島県会津地方へ移住。
連れ合いと3人の息子、犬のもも、ネコのリンと賑やかな田舎暮らしをしています。

URL ねこのめ ねこのみみ



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