--.--.-- *--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2011.05.12 *Thu

392(2011.5.12)

相変わらず雨の多い皐月となっております。田仕事には都合はいいですが、畑にはもう少し気持ちのよい晴天がたくさんほしいです。

寒さと震災で少々遅れがっての田んぼの方も、ようやくたんぼに水を入れる水路の掃除がすべて終わりました。田起こしは終わっているので、あとは周りの草を刈って代掻きすれば田植えです。
とはいえ、肝心の苗がまだ大きくなっていないので、田植えは5月末になりそうです。そのまえに畑の植えものを片付けたいのですが、この雨続きで捗りません。まあ面積も作物の種類も今年は少し減らしたので、気をもむほどではありませんが。

最近物置小屋の片づけなどをだいぶやって、いらない木片やボロのダンボールなどがたくさん出てきました。もちろん燃えるごみで出すべきなのですが、量もあるし、袋に入れるのも面倒だし、第一大きいものばかり。燃しても問題ないものばかりなので、たき火を楽しむことに。
個人的には小雨が降るくらいの時のたき火が一番好きです。昔キャンプにいったときも、乾いた木は燃えるのが当たり前なので、多少濡れているものの方があれこれ工夫をして燃やそうとするので楽しいのを思い出しました。火事にもなりにくいですし。
小屋で作業しながら火の番をして、1時間足らずであの大量の木片がわずかな白灰になってしまうのが、なんとも充実感。今度は去年作っておいた薪でじっくり焚き火をしてみたいと思います。


さて、例の核の火の方は一向に消火の兆しが見えません。
私が心配していた「水棺」作業はどうやらできなさそうです(いつの間にかメディアではこの作業のことを「冠水」と表現し始めましたね。「水棺」は原発のイメージを損ねるからでしょうか。でももはや制御しきれなくなった「神の火」を封じ込める、という意味ではチェルノブイリの「石棺」、フクシマの「水棺」という言葉の方がだんぜんしっくりきます)。
思ったよりぜんぜん水がたまっていなかったようで、格納容器もだいぶイカれているのでしょう。連休のころは格納容器の半分くらいまですでに水が入っていると想定していたようですが、とんだ勘違いだったということです。当時、「格納容器から水漏れがないか慎重に見極めながら」東電は注水量を増やしたわけですが、監視の目を光らせていたところから水漏れなど起こるハズもなかったのです。水がそこまでたまっていなかったのですから。水がたまっていないということは、底から漏れていたわけで、東電はあのとき一体どこの水漏れを点検していたのか、ということにもなってしまいます。
また強度計算などをして格納容器に水を満たしても大丈夫と踏んで「水棺」作業に入ったのですが、この分析もおかしいです。もし今回の漏水箇所もまだ首の皮一枚で水漏れを防いでいたと仮定すると、そのまま満水になどしてしまったら1万トンの水の圧力で破れていた可能性だってあったのです。

予想通りまたしても「そんなことも考えていなかったのか」ということが明るみにでてしまいました。もうすでに東電には「神の火」を鎮める能力はありません。一刻もはやく国(原子力安全保安院)がイニシアチブをとって対処すべきです。保安院にその能力があるかといえばないでしょうが、今以上に国や世界の力を結集して事にあたるためには今からでもそうせざるをえません。
元はといえば、今回の責任の一端(半分)は原子力安全保安院にあったはずです。それが事故発生から保安院はオペレーションを東電に任せて、ただ見ているだけです。原発を推進してきた国としてその管理責任は全く逃れられないのに、いまだに賠償問題も東電だけが矢面に立たされています。
5月3日、事故発生から2か月もたって初めて保安院長の寺坂信昭氏が福島へ謝罪に訪れました。ここからして当事者意識がないことが明白ですが、メディアもほとんどこのことを報じていません。福島県版の朝日新聞は、4日の4面の片隅にほんの15行ほどの小さな記事にしているだけです。東電の社長が福島にいくと大騒ぎになるのと比べると大変な落差です。私の感覚ではそのくらいの大騒ぎにならないとおかしいくらいだと思っているのですが。

ともかく圧力容器、それを覆う格納容器ともに破れてしまっており、炉心溶融(メルトダウン)が起こってしまっていたのは明白なのですから、かなり大胆かつ大がかりの対処をしなければおそらく来年の今頃も火はくすぶったままでしょう。

「神の火」ではなく焚き火を私がのんびり会津で楽しめるのはいつのことになるのでしょうか。
スポンサーサイト
CATEGORY : 近況

COMMENT

Comment Form


秘密にする
 

プロフィール

nekomimi

Author:nekomimi
2001年夏に東京の会社を辞め、農業を中心とする生活をするため福島県会津地方へ移住。
連れ合いと3人の息子、犬のもも、ネコのリンと賑やかな田舎暮らしをしています。

URL ねこのめ ねこのみみ



カレンダー

03 | 2018/04 | 05
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -



カテゴリー



ブログ内検索



リンク



最近の記事



月別アーカイブ



FC2カウンター



Copyright © ねこみみの農的生活記 All Rights Reserved.
テンプレート配布者: サリイ  ・・・  素材: bee  ・・・ 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。