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2005.10.03 *Mon

176(2005.10. 3)

もう10月、衣替えの季節です。はやいものです。季節もすっかり秋らしくなり、朝の寒さも厳しくなってきました。稲刈りも終盤を迎え、丸坊主の田んぼばかりになり寂しいものです。

うちの稲刈りは、晴天続きに助けられてだいぶはかどり、だいたいのメドがついてきました。今年は、去年だいぶひどかった稲の倒伏が少なく、機械で刈り取れる面積が多かったのも幸いしました。機械刈りはあと田んぼ1枚、手刈りが1枚と少々残っています。
機械刈りは、早く作業が進むのはありがたいのですが、落ち穂が少なからず出てくるのが難点といえば難点です。特にうちのように草だらけの田んぼは機械からこぼれ落ちる穂が結構でてきます。
加えて、天日干しするので、稲束をハセまで持っていって掛ける時にも少しずつ落ちます。
作業の合間合間にこうした落ち穂を拾っていくのですが、稲刈りはとにかく時間勝負ですから落ち穂にばかり手をかけているわけにはいきません。

すっかり稲を運び出した頃には、田んぼは夕暮れ。丸坊主になった田んぼで落ち穂拾いをするのはちょっとした楽しみです。うちのような小さな田んぼでもちょっと歩き回れば1束、2束と稲束を作ることができます。1束でお茶碗一杯分になるそうですから、今日の夕飯分くらいにはすぐになってしまいます(もちろん、拾ったその稲穂をすぐ食べることはできませんが)。
こうして落ち穂拾いをして歩いていると、いつも思い浮かべるのがミレーの「落穂拾い」の絵画です。拾っているのは稲ではなくおそらく麦でしょうが、夕暮れ時に3人の農婦が静かに穂を集めている、温かみのある私の好きな絵の1枚です。
初めてこの絵を見たのはおそらく中学生の時、美術か社会の教科書だったと思いますが、この時は「この人たちは余りに貧しいので、落穂を拾って糧にしているのだな」と全くの見当違いをしていました。絵をよく見ると、農婦は貧しい身なりはしていないし、みな豊かで感謝にあふれた表情をしています。
田んぼで20分も30分もかかって拾ってもお茶碗1杯2杯では時間の無駄というものかもしれませんが、天から恵まれた食べ物だと思うと、農婦と同じように感謝と豊かな気持ちになることができます。

新米が食卓に上るまであと2・3週間後です。待ち遠しい。
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nekomimi

Author:nekomimi
2001年夏に東京の会社を辞め、農業を中心とする生活をするため福島県会津地方へ移住。
連れ合いと3人の息子、犬のもも、ネコのリンと賑やかな田舎暮らしをしています。

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