This Archive : 2011年08月

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2011.08.26 *Fri

413(2011.8.25)

秋の梅雨でしょうか、このところ青い空をあまり見ていません。

先日、南会津の金山町に災害ボランティアでいってきました。7月末の福島・新潟豪雨の被害が大きかった地域の一つです。もうかれこれ1か月経とうとしていて、今さらとは思いましたが、まだ募集していたので遅ればせながら行ってまいりました。

金山町には今年夏に沼沢湖に泳ぎにいったくらいで、ほとんど行ったことはありませんでした。いってみると結構大きなというか、細長い町です。町が細長いというより、人が住んでいるところが川岸に集中していて、只見川とそれと並行して走る国道252号線に沿ってぽつんぽつんと集落があるのです。そして、発電用のダムの多いこと。帰って調べてみたら金山町だけで4カ所、発電出力は揚水も含めて60万キロワットもあるのです。でも今はすべての発電所は水害で停止中です。
私がお手伝いしたお宅は、その252号をだいぶさかのぼった集落にありました。行く途中の只見川は大水の傷跡がくっきりと残っていて、荒々しい岩肌が茶色くむき出しになっていました。当時最大水位になったと思われるところは樹木の葉っぱが枯れているので、一目でわかります。こんなところまで水が上がったのかと信じられないくらい、今は下の方を川が流れています。
お邪魔したお宅は、今の川岸から100メートル以上は離れていそうで、その間には畑や田んぼが広がっています。にもかかわらず、1階部分の半分くらいまで水が浸かったそうです。地下もあるのですが、もちろん水没です。もう1か月前の災害ですから、土砂は除かれ畳ははがされ、これから大工さんが入って工事をしてもらうのをまっている状態でした。私たちは水に浸かったボイラを囲っていた覆いを外したり、ふすまの泥を落としたりといったことを少ししました。
ボランティアといっても、災害直後はともかく今は大汗かいて仕事をすることはありません。1時間ごとに休みがあって、ほとんど仕事らしいことはしていないような気さえします。休憩時間には災害当日のお話が聞けました。テレビ新聞では報じられない避難の状況をお伺いしました。ダムが壊れるというデマが流れて、住民は右往左往したそうです。各戸に設置された防災無線もほとんど役に立たなかったようです(新潟中越地震で我が家のある地域が停電したとき、防災無線から何も放送されなかったのと同じような話)。
私にとってはほとんど話を聞きにいったような1日で、こんなんでいいのかな、と思いました。受け入れるお宅にとっては、大人数でないとできないこと、高齢でできないこと、そしてなにより頼れる人がいる、話を聞いてくれる人がいる、ということに意味があるのかもしれません。

外から被害を眺めるのでなく、中で真実を知る、という意味でも災害ボランティアにいく価値はあると思いました。といっても物見遊山ではいけませんが。


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CATEGORY : 近況

2011.08.22 *Mon

412(2011.8.22)

お盆も終わり。子供たち3人を相手にしての休みは正直なところきつい。どこかに連れて行けばいいのでしょうが、小学校2年から2歳児までが同じように楽しめるところというのはなかなかないのです。夜に花火をしたり、庭で水遊びをさせるのが一番経済的かつ親も気楽です。

そのお盆を過ぎたら、暑い夏も終わってしまいました。一転、雨の日は半ズボンでは寒いくらいになりました。さびしいですが、これが季節の移り変わりというものでしょう。

先日、福島地裁会津若松支部の側溝の汚泥から1kgあたり約18万6千ベクレルの放射性セシウムが検出された、と地裁が発表しました。会津若松もホットスポットか、あわててしまいそうですが、この手の報道には少し一息おいて接した方がいいように思います。
なにも、これは大したことではない、騒ぐべきではない、と過小評価しようとしているわけでは決してありません。

稲わらの放射能汚染でもあったように、薄くばらまかれた放射性物質は人の手や風雨などで特定の箇所に集まれば、高濃度の放射能が検出されることはありうることです。濃度が高いというのはとても問題なのですが、さらに注目すべきは、この汚染物質(今回の場合は汚泥)がどのくらいの量存在するのか、ということだと思います。今回の発表はあくまで「1kgあたり約18万6千ベクレルの放射性セシウムが検出された」といっているだけで、その汚泥が一体何キログラムくらいありそうなのか、ということがどの報道を見ても載っていません。極端な話、その汚泥が1グラムしか存在しなければ、186ベクレルしかないことになります(「しか」、という表現が正しいかわかりませんが)。もちろんこれが何十キロもあればそれなりに問題は大きくなりますが、それとてその何十キロ全体が高濃度に汚染されているのか、その表面だけなのか、ということもとても大切なことです。

同様に最近、新潟のガソリンスタンドの側溝から9千ベクレル/kgといったように、すわホットスポットかとあおるかのような報道が盛んにされていますが、それがどのくらいの「量」あるのかきちんと教えてほしいものです。そうでないと、大きな数字だけが独り歩きして、一体どこにどれだけの危険が潜んでいるのか、実態がわからなくなってしまいます。
一方、下水処理施設で焼却汚泥から1万5千ベクレル/kg出た、ということであれば、感覚的にこれは量的にかなり多いでしょうし、おおよそ全体の濃度もおしなべて高いと想像できます。
測った汚染物が何であったか、それがどのような状態で存在していたのか、によって数字はいかようにもなるので、できるだけ全体の量もわかるようにしてほしいし、そのような報道を見たときにはそちらにも注意を向けた方がいいのではないでしょうか。

それにしても、このばらまかれた放射性物質の始末は大変です。量も範囲も膨大で、人体への影響も計り知れません。しかしながら、この後始末について当の東京電力も、政府もはっきりとした方法をまだ決めていません。その間にも自治体や市民は普通の天災の後始末のように自主的にとりあえず自分たちに害が及ばないように除染をしています。
でもいうまでもなく、これは大変おかしなことです。今の東電と政府の姿勢をみていると、原発本体の事故対応は東電、拡散した放射能の始末は行政(国、県、自治体)という役割分担になっているようにも見えます。でも排出者はあくまで東電ですから、もっと東電は除染に積極的に関与してもらわないといけないのです。とりあえず今は東電だけでは手が回らないから、行政にお願いしているというのならわかります。でもそんな気配、ないですね。

今回放出された放射性物質は、いってみれば産業廃棄物であって、それを全国にあまねく不法に投棄してしまったのですから、その回収責任は東電にあるのです(ただし、東電の言い分としては、不法投棄の責任は当事者に過失がなければ問われないので、「天災」である今回の事故では責任なしといいたいのでしょうが)。それを行政や市民が自らの費用負担で行わなければならないのは、おかしいです。
自治体で処理します、といったってその原資は私たちの税金ですから、結局その費用は私たちの負担(しかも本来の業務に時間を割くべき職員のマンパワーもそぎ取られて行政サービスも低下)。そして、その一部は赤字国債によって賄われているのですから、私たちの子孫にまで重い負担を強いることになってしまいます。
仮にこの費用は最終的に全額東電で負担、ということになったとしても、結局電力料金に上乗せされる(東京電力管内だけでなく、どの電力会社でも関係なく)のですから、やはり国民負担には変わりありません。

いよいよ原発の社会的費用という面からも、本格的に早急に見直しをすべき時と思うのですが、そういう雰囲気も残念ながらないですね。今や競馬程度の注目しか集められない政権党の党首選が近々あるようですが、そこですら脱原発の議論もされていません(というより、脱原発の候補者がでていないのでしょうか)。

また次のデモ、いつ行こうか考え始めました。
CATEGORY : 近況

2011.08.15 *Mon

411(2011.8.15)

1週間更新をさぼっていたら、お盆になっていました。しかも2週間前の涼しさもウソのような猛烈な暑さ。暑いのは嫌いですが、やはりこの時期はこのくらいでないと夏という感じがしませんね。

今年のお盆前に連れ合いの神戸の実家にお世話になってきました。いつもだと夏野菜の収穫が毎日あるので、夏は1泊もできないのですが、今年は特別。あらかじめキュウリなどは小さい実までとっておきました。これでも4日後に帰ってきたときにバケもののような大きさのキュウリがぶら下がっているような気がしますが、少しはいいでしょう。
10時間かけて神戸に到着すると思ったより涼しくてちょっとほっとしました。でもその後の2日は本格的な暑さ。クーラーをつけたくなる熱帯夜でした。
でも子供たちは大喜び。アニメの映画に連れていってもらったり、本を買ってもらったり。1日は上の子2人と神戸港の湾内クルーズの船にのってきました。子供たちにとっては初めての船。少々船酔いしたようですが、まじかに見る大きな錨や船、空港、船着き場でつりをしている人が大物を引き上げているところをみて大喜びでした。

あっという間の滞在を終え、会津に戻ってくると夜の涼しさにほっとしました。
夕方に帰ってきて、キュウリ畑にいくと、普段の2倍くらいの大きさの実があちこちにぶら下がっていました。キュウリの成長はやっぱり早いです。
CATEGORY : 近況

2011.08.02 *Tue

410(2011.8.2)

早いものでもう8月です。相変わらず涼しい毎日です。夜は毛布が手放せません。

それにしても、福島・新潟を襲った大雨は大変でした。我が家は全く被害はなかったのですが、町の土地の低い場所ではだいぶ川の水が入ってきていました。山都の米の大産地の地区では軒並み、田んぼに水を送るポンプ場が浸水し、しばらく水をあげられなくなりました。
また田んぼや畑にも水がかぶってしまった地域もありました。現場の近くを通ったら、遠くにあったビニールハウスが高さの半分くらいまで水につかっていました。周りにあった田んぼの稲は全く見えません。幸い、穂が出る前でしたから、病気を出さないように農薬散布などをすればなんとか収穫にはなるようです。

山都より西や南よりにある地域ではさらに被害は大きかったようです。先日子どもを連れて遊びにいった金山町では、道路が大きく崩れたそうです。テレビの映像でこの間車で通った覚えのある景色が映っていました。
震災で比較的被害のすくなかった会津で、今度は水害。今年は福島にとってとんだ当たり年になってしまいました。これからは福島にとって素晴らしいことが訪れるように願わずにはいられません。

今年の夏はいつもよりヒマなこともあって、子供たちとあちこち遊びに行っています。沼沢湖もその一環でした。先日は郡山のスペースパーク(科学館)へいってきました。この時期に郡山?と言われそうですが、スペースパークは地上23階建ての22・23階にあるので、放射線量はそれほど高くないと思っていきました。駅ビルともつながっているので、外を歩くこともほとんどありません。
目的は毎度おなじみ、惑星探査機の「はやぶさ」の展示です。イトカワの砂を採取した帰還カプセルの本物がくるというのでいってきました。東京などでこの春に展示もされていたのですが、残念ながら見に行くチャンスがありませんでした。ほとんど子供のことはほったらかしみたいですが、いいのです。
郡山までは列車でいくつもりだったのですが、降り始めた大雨で大遅延。でも行くのをやめるという選択肢はありません。家に戻って被災者証明書を握りしめて、磐越自動車道に飛び乗りました。
はやぶさの展示は、20分ごとに最大100名までみることができるようになっていました。事前に整理券をとっていったのですが、平日ということもあって50人くらいしか私たちの回はいませんでした。5分くらいまえに集合場所にいくと、いるのは年配の人ばかり。残念ながら子供は数えるほどです(この企画は夏休み狙いなのですが)。
定刻に展示室へみんなで移動して、実物との対面(ちなみに展示室の放射線量は0.1マイクロシーベルト/hだそうです)。バスケットボールほどの、拍子抜けするくらい小さいそのカプセルは外を覆っている殻を外して、内部が見られるように展示されていました。ALSOKの警備員が5人くらいで守っていて、意外と厳重に管理されています。もちろん触ることなんてできません。
黒焦げになった背面ヒートシールドが大気圏突入の高熱を物語っています(もっと黒焦げになっている前面ヒートシールドは残念ながらレプリカでした)。砂が入っていた容器を収納するインスツルメントモジュールは7年の長旅を感じさせないまったくのきれいな状態で帰還しています。
せっかく説明してくれているのですが、我が子たちはあちこちちょろちょろして気が気ではありません。挙句の果てに一番聞きたいインスツルメントモジュールの説明の直前に2番目が「おしっこー」と言い始め、仕方なく一旦退席。戻ってきて10分くらい自由に展示物を見る時間があったのですが、あまりに実物が小さいので関心がないのか、我が子たちは見向きもしません。係りの女性がすごいでしょーと一生懸命説明してくれるのですが、「うーん」と首をかしげるばかり。
まあ、いってみれば月の石みたいなものなので、子供にはわからないよね。いつか大きくなってから、「子供の時、はやぶさの本物を見に行ったんだよ」と話をする日がくるのかもしれませんね。
CATEGORY : 近況

プロフィール

nekomimi

Author:nekomimi
2001年夏に東京の会社を辞め、農業を中心とする生活をするため福島県会津地方へ移住。
連れ合いと3人の息子、犬のもも、ネコのリンと賑やかな田舎暮らしをしています。

URL ねこのめ ねこのみみ



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