This Archive : 2011年06月

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2011.06.28 *Tue

403(2011.6.28)

昨日も更新したのに、また今日も更新。ということは、また原発からみです。ごめんなさいね。まあ読む人は少ないですから、いいでしょう。

またまたちょっと気になることが出てきました。
といっても汚染水の浄化システムの話ではありません。もちろん、これも大変重要な事柄です。でも、水の汚染ということで、陸地には関係ないと思っているひとが多いからなのか、あまり関心があるように思えません。でも、これとてすぐに回収してしまわないと海にこれまで以上にどんどん広がって魚介類を口にすることができなくなることもあり得ます。
ですから、1日でも早く汚染水の浄化システムは軌道に乗ってもらいたいです。ところで、この浄化システムで出た水をまた原子炉に戻すということで、これをよく「循環注水冷却システム」などと表現していますが、こんなシステムありますか、という気がします。ただ、出てきた水をまた注水に使うだけでしょ。それをシステムなどともっともらしい名前をつけるなんてとんでもない話です。だいたい、原子炉建屋とタービン建屋の床はそういった汚染水がでることを想定して完璧に漏らさないように設計されていたものなのでしょうか。今この瞬間にもコンクリートの隙間から汚染水が漏れているはずです。現在、汚染水についてやっていることで、技術的にシステムと言える部分は「汚染水の浄化システム」だけです。
こうした標語のような名前をつけて美化するのは、もうやめてもらいたいです。

さて、脱線しましたが、気になることというのは3号機の使用済み核燃料プールです。昨日の朝日新聞に「燃料プールにホウ酸水注入」という小さな記事があり、原子炉建屋爆発のときに入ったコンクリートがれきが溶けてプールの水がアルカリ性になっているため、ホウ酸水で中和するとのこと。このままだと燃料集合体を収めているアルミ製のラックが腐食して壊れ、燃料集合体が倒れてしまう恐れがあるというのです。東電によると集合体が束になって倒れると再臨界することもあるのだそうです。
私としては、今1号機用に作っている建屋カバーが完成するまでは爆発的なことはしばらく起こらないだろうちょっと気を抜いていたのですが、これはちょっとマズイ予感がします。
また今日、見ていたネットでは4号機建屋が傾いている、とかコンクリートがはがれてプールに落ちる音がするとかという話があるようです。本当かどうかわかりませんが、原子炉にばかり気を取られているうちに、燃料プールの方に危険が進行していたようです。
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CATEGORY : 近況

2011.06.27 *Mon

402(2011.6.27)

思ったよりたくさんの雨が、長く続く梅雨です。そろそろ1日といわず数日からりとした晴天を見てみたい気分です。

農作業は雨の降らない時間を狙ってちょこちょことやっています。まとまった仕事はしにくいので、本当にちょこちょこ草刈ったり、草取りしたり、エダマメの苗を植えたりしています。例年だと雨が降ろうがヤリが降ろうがカッパを着て草刈り機を振り回していましたが、今年はそこまでしなくても心配ないです。

梅雨入り前にタマネギを収穫しましたが、どのくらい放射能が含まれているのか、気になります。なにしろ、原発で爆発が起こったときにも畑で葉を伸ばしていましたから。タマネギは葉の下の部分が肥大してなるので、根っこから吸収される分も、空から降ってきている分も影響するので、ちょっと心配しています。
先日、ある方からフランスで分析してもらえるとの話があり仲間と一緒に検体を送りました。その一つが我が家のタマネギ。でも、送料以外はタダ、ということ以外、どんな分析をしてくれるのか(核種別なのか、とか検出限界がどのくらいとかいろいろ気がかりなことは多々あるのです)わからず、いつその結果が知らされるのかもわかりません。
日本にも公私さまざまな検査機関があるのですが、分析内容により異なるものの1検体あたり数千円から3万円くらいの費用がかかります。
一応タマネギも売り物なので、検査しないと心配ですが、その検査費用は東電や国が補償してくれるでしょうか。会津は避難区域ではないですし、農産物の出荷も現在は制限されていないので、「検査するかどうかはあんた次第でしょう」と言われるのがオチかもしれません。でもやはり検査なしでは出荷するのは、自分や家族が食べることもあって、ちょっと心配です。

そういうわけで、今年は、野菜ボックスの「会津野菜便」は見合わせることにしました。お米についても、今年取れるものについては個人の販売は積極的にやらない予定です。大地の会や会津農民連など検査して出荷してくれるお取引先の分だけ一生懸命、ただいま栽培中です。



原発については、先週浜岡以外の停止中の原発について再稼働の要請を国(経済産業省)が行いました。一応安全対策らしいことは行ったようですが、そういう技術の問題だけではないのですね。事故が発生したときの対処の仕方・体制についてまだなんの議論も検証もされていないのです。ただ技術論だけをいっても全く話になりません。一体国は何を考えているのかと憤りが収まりません。
幸い実質的な決定権のある各地元の知事さんたちは、しらけムードになってくれているので、またゾロ再稼働とはならないようにおもいますが。国策としての原発推進に対してはやはり世論が明確な意思を示さないと、経産省のお役人と電力会社のいいようになってしまいます。世論の意志が示されるのはやはり選挙とその投票行為です。でも一つのテーマを争点にした選挙がうまいこと行われるわけでもありません(郵政選挙みたいに)。ですから、民主主義国家といいながら、こういうことについては、かならずしも国民の考えが国策に反映されるわけではない、ということを改めて感じた次第です。イタリアのように国民投票ができるような法律がある国が急にうらやましくなりました。
そうした中、ある読み物で経済評論家の内橋克人さんが、原発推進という国策は、「合意なき」国策なのだといっていたのを読んで、私の中でもやもやしていたものが晴れた気がしました。そうか、やっぱり原発建設は国民が決めたことではなかったのか。ちょっとほっとしたと同時に、どうしてそういうことになるの?とまたもやもやとなってしまいました。それには、やはり業界の権益とか癒着とか補助金だとかそういったことが背後できちんとうごいているようです。前にここで書いた「発電の3割は原子力」というコピーもきっとそうした世論操作の一つとして生まれてきたものなのでしょう。

それでは、原発のあり方に私たちが今、意思表明をするためには何をしたらいいのでしょう。紙やインターネットでの署名運動、講演会への参加などさまざまできることがあります。地元の知事さんの態度はいつ何時かわるかわかりませんから、いつまでも知事に頼っているわけにもいきません。ここはなんとか民意を明確に示す機会がほしいところです。
そこで今、私が考えているのはデモの参加。しかしデモ、なかでも「反原発デモ」というと共○党とか過激派のなんだかアブナイ反対運動という感じがして抵抗があります。もちろんデモにいったことはないし、そういう性格でもないのですが、なにかしら動かないとどうにもならないのではないかと思い始めています。デモの是非もいろいろ言われているようですが、海外でそれなりの効果を発揮していることも事実。
もちろん、原発推進の立場が全くダメだということはありません。正しい実態をそれぞれ認識して、将来のエネルギー確保をどうするかを議論して、そのうえで原発をどうするのか、そのプロセスがとにかく必要でしょう。でも今の政治屋さんたちにそれをやってもらうのは、もう無理だと思いませんか。大切な今、彼らの茶番に付き合っている時間はありません。
いろいろなデモはすでに各地で何度も行われています。ちょうど今度7月2日に新宿でデモがあり、農民連でバスを出してくれるようなので、もし乗せてもらえるようなら行ってみようかと検討しているところです。
CATEGORY : 近況

2011.06.23 *Thu

401(2011.6.23)

今日は大雨。田んぼの水は水路は止まっているのに、どんどん排水口からあふれ出てきています。乾燥続きだったので、雨はありがたいですが、あまり暴れないでほしいものです。

その田んぼは、今年はいい感じになっています。カモさんもきちんと草取りに励んでくれているし(去年まで励んでいなかったようないい方になっていますが、カモの集団にもクセというものがあり、取ってくれる集団とそうでないものがやっぱりあるのです。もっとも私の田んぼの作り方にも問題はあったろうと思いますが)、稲もぐんぐん伸びて分けつが進んでいます。この調子でいけば、今月いっぱいには分けつが十分になるのでは、と期待しています。

kamo2011


おもえば、今年は田んぼの準備が十分できました。去年の秋、収穫後に田んぼを軽く耕しておいたのですが、このおかげで代掻き時の浮きワラがすくなくなりました。そしてその浮きワラが今頃湧いて(腐熟分解する)ガスが発生していたのが、全くなくなりました。またイネミズゾウムシの被害も少なかったようです。
苗もよかったのかもしれません。今年はいつもより10日ほど長めの育苗にして、大苗で植えられました。いつもだとカモの集団のたまり場(田んぼの隅っこ)の稲は大きく踏み倒されてしまって空き地ができるのですが、今年はそれもありません。苗の活着がよかったのでしょう。
耕作面積を減らして、きちんと手をかければ、それなりになるのは当たり前なのかもしれませんが、つくづく下手な手抜きはできないなあと感じる今年の稲作です。
CATEGORY : 近況

2011.06.22 *Wed

400(2011.6.22)

東北地方はようやく梅雨入りしました。雨が少なかったですから、ちょっとほっとします。と思ったら今日は朝から晴天。そして暑いです。またあしたから梅雨空に戻るそうですから、この晴天を利用してエダマメの種をまきました。
今日は夏至。毎年いってることですが、夏至になったら今年の田畑は終わったようなものです。

というわけで、気は早いですが、今年の流行語や漢字一文字の私の予想です。おそらくこれで決まりでしょう。
流行語大賞は「ただちに健康に影響はない」、「シーベルト・ベクレル」、「ヨウ素・セシウム」あたりでしょうか。ダークホースは「タービン建屋」。原発関連ばかりですね。
そして今年の漢字一文字は「電」あるいは「波」。いかがでしょうか。

私一人で勝手に暗くなっておりますが、これから後半一つでも楽しくて夢のある流行語・漢字が踊るよう願いたいです。「マルモ」も流行語の気配大ですね。



CATEGORY : 近況

2011.06.19 *Sun

398(2011.6.18)

西日本ではかなり激しい雨が降っているようです。梅雨明け直前の大雨なのでしょうか。こちら東北はまだ梅雨にも入っていないのに。でも週間予報をみると傘マークが並んでいますから、来週から雨の季節になりそうです。

例の震災と原発事故から3か月がたちますが、ご存じのとおり、原発はまだ収束への道が見えていません。にもかかわらずこのところの新聞を見ると、これからの日本の原発をどうしていくのかという視点での記事に紙面が割かれています。

世論調査では、だいたい4割方が反対も含めた慎重派なのに対し、3割くらいが原発をなおも必要と考えています。今回の事故で慎重派が増えたのは当然としても、私が少し驚いているのは、なおも3割の人があれだけの事故が我が国で起こったのにまだ原発に頼らざるを得ないと考えていることです。
フクシマの事故は幸いチェルノブイリほどの甚大な放射能被害がまだ報告されていないからなのかもしれません。あるいは福島に住む私たちほどほかの地域の人はそれほど関心をもっていないからなのかもしれません。今は電気がないと不便な生活になっていますから、必要な電力の確保には多少危険でも原発は必要と、単純に考えているだけなのかもしれません。

その点でよく使われるのが、我が国は発電の3割を原発に頼っている、というフレーズです。この言い方は、電力というものをよく理解しておかないとコロッと騙される表現だなあと私は常々思っています。電事連のホームページから調べてみると、日本の10電力会社の総発電量で見ると2009年で約34%が原子力による発電です。東電だけを見ても32%です。これはあくまで10電力会社の設備からの供給量のみで、工場などでの自家発などは含みませんから、厳密にはもう少しこの数字は小さくなるでしょうが、おおよそ「発電の3割を原発に頼っている」というのは正しいようです。
ただしこの3割というのは、あくまで「総発電量の」というのがポイントです。これは電力を水に例えてみるとわかりやすいのですが、プールに3つの蛇口から水を入れる様子を想像します。1つ目の蛇口は水力、2つ目が火力、3つ目が原子力。それぞれの蛇口のコックをそれぞれ適当にひねって水をだし、1年かけてプールに水を溜めてみたところ、3つ目の蛇口(つまり原子力)から放出された水の量が、プールに溜まった水量のうちの約3割だ、といっているわけです。
問題は蛇口のコックのひねり方です。
電気は基本的に溜められないので、需要と供給は常にバランスしていなければなりません。それが崩れると周波数や電圧が変動してしまい、やがてそれがひどくなると発電設備が壊れないように発電することを止める=つまり停電になるわけです。
ですからそうならないように、たくさん電力を使うときには、蛇口のコックをたくさんひねって開け、あまりいらないときは閉めていく、という具合に常に蛇口の開け具合(開度)をこまめに調整しています。

電力会社は必要な時に必要な電力を供給するために最大の需要に対してある程度余裕ができるように大きな蛇口(発電設備)を作っておき、コックの開度で出る量を調整するようにしています。
震災直後や今回予想される電力不足というのは、(いくつかの発電設備が壊れて動かせないために)蛇口が小さくなってしまい、真夏の昼間のもっとも電力が必要とされる時間帯になるとコックを全開にしても十分な量を供給しきれないという状態です。

話を元に戻すと、1年間にプールに溜まった水の量の3割が3つ目の蛇口(原子力)から放出されたのだとすると、それでは3つ目の蛇口がなかったとしたらプールの水は3割減っていたでしょうか。答えはNOですね。なぜなら1つ目、2つ目の蛇口のコックの開度を大きくすれば補えるかもしれませんから。
実際、東電の発電設備を細かく見てみると原子力がなくても、他の水力・火力が全面復旧すれば、真夏の最大ピークの数パーセントを除けば、今の水力・火力のみで賄うことができるのです。残念ながら真夏の最大ピーク(昔から、高校野球の夏の甲子園決勝の時間が年間電力需要の一番のピークと言われています。ですから、今年は決勝を午前中にやったらどうか、という話がすでにでていますね)だけは、1つ目、2つ目の蛇口だけでは目いっぱいコックを開いても足りません。
でも、裏を返せば、この時間帯だけ少し我慢すれば(ほんの5~6時間のことです。平日昼間の暑い時間帯だけなのです)問題ないわけです。

ここまで考えると、「発電の3割が原発」というのはあくまで発電の「実績」が3割だったというだけのことがわかってきます。ですから原発の稼働を減らしても火力に振り替えれば困らないのです。覚悟すればゼロにしたっていいはずです。

それでも原発を推進したいのはなぜでしょう。

発電コストが安いから?
よく原発の発電コストは火力より安いと言われていますが、それは安くなるように運転されているからです。発電コスト(単価)というのは、一番効率の良い出力(=ほぼ最大出力)で一定で運転すればするほど下がっていきます。原発は基本的に運転を開始したら1年後の定期点検まで停止させず、ほぼ最大連続運転。安い単価になって当然です。電力があまりいらない時には水力・火力の出力を下げたり止めたりしています。水力・火力は原発を一番効率のよい状態で運転させるためにサポートしているようなものです。ですから相対的に水力・火力の発電単価は上がり気味になります。
「原発の発電コストは火力より安い」といったって、原発に勝たないように火力が気を遣いながらレースをしているようなものなので、全く比較になっていません。しかも原発のコストには核廃棄物の処理費用が算定されていません。もちろん、今回のような大事故が起こってしまうと、その処理費用をも計上してしまっては、まったく経済的ではなくなってきます。

地球温暖化を防ぐために、炭酸ガスを減らすため?
確かに発電中に炭酸ガスはほとんどでません。でも発電設備としての発電効率は原子力は低く、そのロスは排熱として海水へ捨てているのでその分余計に海水温を上昇させており、温暖化への対策には必ずしもなっていません。


朝日新聞の全国の知事へのアンケート「原発は将来どうしたらよいか」との質問に対し、選択肢「増やす」「減らす」「現状維持」「やめる」「現状維持もしくは減らす」「どれでもない」があり、我が福島県知事は『どれでもない』と回答しています。これだけのことがあって、それでも「やめる」という回答ができなかったことに全く失望してしまいます。やはり電源立地関連の巨額の補助金や雇用創出という経済的な側面を無視できなかったのでしょう。

でもこれでは経済産業省の思うつぼです。彼らはすでに改めて原発推進への動きを始めているようです。震災3日目に発表された輪番停電も実は国民に原発の必要性を認識させるために急遽なされたとの観測もあるようです。これが本当だとすると、あの深刻な事態のなかですでに原発推進の伏線が張られていたことになります。

以前にもここに書きましたが、東電やほかの電力会社は必ずしも自らの意志で原発を建てているわけではないように私には思えます。「国策」という、過去の政治家が敷いてきてしまった誤った線路に乗ってしまった結果ではなかったのかと思います。

今回の原発事故は甚大な被害を我が国だけでなく、全世界にまで及ぼすこととなり、なおも放射能もれは続いています。この不幸な事故を無駄にしないためにも、少なくとも我が国では原発が1日も早くなくなるように方向を決めていくべきでしょう。

そのためには世論がまだ3割も原発を認めていては、先はおぼつきません。
その3割の人たちの1人でも、もし「発電の3割が原発」という誤解をもとにしているのであれば、ぜひ考え直してもらいたいなあ、と全く読者のいないこのホームページで私は訴えているわけです。
CATEGORY : 近況

2011.06.14 *Tue

397(2011.6.14)

朝晩は半袖では寒いくらい、涼しいです。雨は相変わらず少なく、畑の作物は少し元気がないような気がします。田んぼの方はカモさんたちの活躍で、それなりに成長が徐々によくなっているようです。

私は小中学校のころ伊豆に住んでいました。中学校の修学旅行は相場通り、京都奈良でした。10円硬貨にも描かれている宇治の平等院鳳凰堂を見学した後、お土産屋さんにみんなで立ち寄りました。お店のおばちゃんたちは私たち子供たちが買うものをみて、宇治名産のお茶を誰一人買わないのをいぶかっていました。おばちゃんは私たちにどこから来たの?と聞き、その返事をすると、「あー静岡から来たの」とお茶を買わなかった訳を納得したのでした。
そう。静岡と言えばお茶。東海道新幹線や東名高速を走れば、霜よけの扇風機が備えられたお茶畑があちこちに広がっているのが見えます。そして静岡の人はよくお茶を飲みます。
その静岡の乾燥茶葉に、国の暫定規制値500ベクレル/kgを超える放射性セシウムが検出され、出荷停止になりました。すでに神奈川でも検出されていて、500km以上も離れたところまでその汚染は広がっていることに驚いている人が多いと思います。でも誰よりも驚き無念に思っているのは、静岡の方々なかでもお茶農家やその加工関係の方のはずです。

お茶は摘み取られたあと、蒸してもんで乾燥させるので、濃度が濃縮されるので数値が高くなりやすいことは理解できます。またお茶はお湯で抽出して飲むので人体に入るときはかなり薄まるのもわかります。でも所詮、「我が国の」暫定規制値はクリアしている、というだけのことで、通常はほとんど検出されないはずのものが混入してしまっているのは紛れもない事実なのです。

お茶はとにかく肥料を欲しがる作物らしいので、ひょっとしたら土壌からの肥料や水を吸い上げる量が特にほかの作物より多いのかもしれませんが、キャベツだってトマトだってキュウリだってお米だって多かれ少なかれ混入してしまっていることも、容易に想像できます。心配すべき範囲は予想以上に広いと思った方がいいようです。
CATEGORY : 近況

2011.06.10 *Fri

396(2011.6.10)

6月に入って、しばらく寒いなあと思っていたら、今度はこの1週間は真夏のような暑さ。雨も少な目で畑の作物は少々弱り気味です。うっかりしていたら、沖縄はもう梅雨明けなどといっています。東北の入梅にはまだでももう少し雨のほしい今日この頃です。

最近のホームページ更新のペースを考えると、今回はだいぶ間が空きました。今年は田畑を減らしたとはいえ、今はそれなりに忙しいという証拠でもあります。それに暑い。暑いとビールを飲む。飲むと眠くなる。とパソコンを開くのもおっくうになります。加えて、最近上の子がパソコンゲームをし始め、ちょっと困っています。あまりやらせたくないので、注意するのですが、注意する手前子供の前でパソコンのスイッチを入れるのもためらわれます。

というわけで、只今夜中の3時半を過ぎたところで、ちょっと目が覚めたので書いているというわけです。

田植えが終わってからカモを入れるための準備に追われ、先日ようやく田んぼに投入することができました。いつもながら、生き物を育て世話をする苦労を体で強く感じます。
31羽届いたカモの雛は途中で1羽は残念なことになってしまいましたが、30羽は元気に田んぼで遊べるまでに丈夫に育ちました。毎年1羽くらいは田んぼで脱落するものがいるのですが、今年は弱そうな子を小さい田んぼに振り分けるなどそれなりの配慮をしたせいか、落伍者はいまのところありません。見回りにいくと、うまい具合に田んぼ全体を歩いているようですし、水の濁り加減もいいです。
肝心の稲もなんとか活着に間に合い、葉の青みが強くなってきました。まずは順調な滑り出しといえそうです。ここまで来ると、とりあえずひと段落。あとは収穫まで日々の世話が続きます。
CATEGORY : 近況

2011.06.01 *Wed

395(2011.6.1)

近所では田植えが最盛期。というか、そろそろ終盤に入りました。少し遅めの今年の田植えでしたが、きれいに畔の草が刈られた田に水が入るとやはりすがすがしいものです。

我が家はようやく昨日田植えとなりました。我が家もいつもより1週間くらい遅くなっています。でも今年はおかげで大きめの苗に仕上げられたので、植えた感触はいいです。30羽のアイガモさんたちも只今泳ぎの練習中で、来週くらいから大きなグランドにデビューさせたいと思っています。
それにしても今年の田植えはあっさり終わりました。面積が去年の半分になったのと、おかげで準備に時間が使えたので田植えの仕事は午前中ですべて終わってしまいました。ああ、やっと田植え終わったあーと気持ちの上では感じますが、肉体的な疲れでいうと実感がわかないです。

一方、代掻きの前日まではトマト・ナスなどの夏野菜の定植におおわらわでした。このところ暑くなってきましたから、晴天続きが予想されるときにはあまり苗を植えたくありません。
翌日くらいから雨が降る、という時を待っていたので、ようやくそのチャンスを迎えました。それまで子供たちの病気ケガが続いていたので、思うように作業ができず仕事も溜まっていました。そのあとの代掻きのスケジュールもあったので、2日で一気に畑作りから定植までやったので、こちらはかなり肉体的にもしんどかったです。

とりあえず初夏の二大イベントは無事終了です。あとは天気次第ですが、ときならぬ台風の来襲といきなり不穏な空気が流れております。でも、いい収穫年であってほしいものです。

***************

空気というと、例の原発がらみでまた変な話がありましたね。
1号機への海水注入を官邸からの要請の「空気を読んで」、中断させたとのこと。結局実際は現場の判断で中断させてないというなんとも不可解な話。5月27日の朝日新聞朝刊の1面の見出し「海水注入 中断せず」に、「もうどっちでもええがな」とつぶやいた人は少なくなかったのではないでしょうか。
問題は、原発の純粋な技術の問題だけでなく、その運用というか指揮系統の点でものすごい欠陥がある、ということが今さらながら判明したということだと思います。3月12日といえば、事故の翌日、全国民が固唾をのんで事態を見守っていたさなかで、今回の事故収束に向けたオペレーションの最大の山場であったはず。1分1秒を争う事態のなか、その判断や実際の作業が政府と東電の会議できちんと議論してきちんと出された指示によるものでなく、その場の「空気を読ん」だうえで進められていた、なんて全くウソみたいです。

私はこの「空気を読む」という言葉自体、あまり好きではないので普段使いません。この言い回しは比較的最近出てきたものでしょう。でも、私が会社勤めをしていたときも、この「空気を読む」ようななんともあいまいな態度で実際の仕事が進められてトラブルになった経験が何度もあります。会議で議論していて、結局明確な結論や指示がでないまま、打ち合わせが終結し、なんとなく各部署がその議論の雰囲気から判断してバラバラに行動していたなんてことがしょっちゅうあったのです。あとで「言った」「言わない」の不毛な言い争いをすることになる、時間と労力、カネの無駄以外のなにものでもありません。
会社の小さなトラブルくらいで済めばいいですが、今回のような重大事にまでこのあいまいな、というよりもいい加減なやり方で進められていたのは、全く失望という以外、言葉が見つかりません。

今さらながら、初動で有効な指揮系統の構築がなされなかった、そして未だになされていないということに、今もなお目に見えない原子炉内で悪事をたくらんでいる核燃料と、同じレベルの不安を感じざるをえません。
今、盛んに原発の賛否が議論されていますが、その内容はどちらかというと「地震がきたらどうなる」とか「電力不足にどう対応するか」といった技術的なことが焦点になっています。でも今回の原発事故が東電はもちろん政府が迅速で適切な対応をとっていない、ということが最大の問題点の一つだということも考慮にいれるべきだと思います。「空気を読む」ような仕事をする国や企業に「神の火」を操らせるのは、子供に火遊びをさせるようなもので、少なくとも今の日本で原発を続けるのは無理があるのではないでしょうか。
CATEGORY : 近況

プロフィール

nekomimi

Author:nekomimi
2001年夏に東京の会社を辞め、農業を中心とする生活をするため福島県会津地方へ移住。
連れ合いと3人の息子、犬のもも、ネコのリンと賑やかな田舎暮らしをしています。

URL ねこのめ ねこのみみ



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