This Archive : 2005年10月

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2005.10.31 *Mon

179(2005.10.31)

10月が終わり、今年も残すところあと2ヶ月。いつものことですが、時の経つのは早いものです。寒さは日に日に厳しくなり、暖かいのは晴れた日のほんの4・5時間で陽がくれるのもだいぶ早くなりました。

アメリカ牛肉の輸入が近々再開される見とおしになりました。月齢が20ヶ月以下の牛で危険部位を取り除けば、日本の求めている全頭検査した場合と、BSEの危険性に差はないと日本の食品安全委員会が認めるようです。
この委員会は、BSEや無登録農薬、輸入野菜の残留農薬など「食の安全」を脅かす事件が相次いだことから作られたものですが、私は当初からこれにはとても疑問を抱いていました。日本社会の常ですが、問題点をチェックできる体制の「ようなもの」を作ればそれで不安は取り除けるものと思ってしまいます。でもそれはあくまで形であって実質的にそれを機能させるには誰かの恣意的な思惑から完全に独立した判断ができなければなりません。政治の力が排除できない限り、それはただのトンネルに利用されるだけなのは誰もが知っていることです。
今回の米国牛肉の輸入再開問題でも、米国からの政治的な圧力が背景にあるのは今更いうまでもありません。その圧力に日本の政府が屈しようとしているのも、いくら政府の首脳が否定したって、明らかなことです。
モノを売る側が、買う(買ってくれる)側に文句をいうのは常識から言ってもおかしなことで、日本製の自動車など工業製品の輸出を人質にそういうことを平気でしてくる米国も問題です。

米国の牛肉がなくなって日本で何か問題があったのかもよく考える必要があります。吉野家の牛丼がなくなった、などということが何か問題なのでしょうか。無ければないでなんともないこと。牛肉の価格は高くなったのでしょうか。もしそうだとして何か深刻な問題になるでしょうか。
仮に輸入再開した場合してもそれを食わなければいいじゃないかという意見もあるでしょうが、日本の消費者が米国牛肉かどうかと完全に見分けることができなければ、我々消費者はいくら賢くなっても不安を消す事はできません。

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我が家の新米をようやく食べられるようになりました。自画自賛ですがピカピカつやつやで香りがよくて感激しました。よろしければお試し下さい。詳しくは野菜屋で。


1031koya
小屋ここまできました。屋根を張っています。

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CATEGORY : 近況

2005.10.24 *Mon

178(2005.10.24)

23日は霜降。もう霜がいつ降りてもおかしくないころで、朝晩はかなり冷え込みます。とうとうコタツを出しました。といってもこの辺ではもっと早くからコタツを出していて、うちは遅いほうです。飯豊山も山頂では雪が降ったようです。

ようやく稲の脱穀作業が終わり、なんとか一段落しました。残った稲ワラを片付けているとほっとするやら、でもなんだかちょっとさびしいような気がします。
お米の収穫量は、今年は豊作とされていますが、うちでは去年よりちょっと少ないようです。去年は刈り取り前に稲がだいぶ倒れるほど穂がついていましたが、今年は作業性を考えて倒伏をさけることを優先したこともあって減ってしまったのかもしれません。とはいえ、まあまあ十分な量になりそうです。

畑のほうは徐々に片付け仕事が進んでいます。キュウリやインゲンのネットを片付けたり、トマトの獣よけをはずしたり。毎日毎朝、だいぶたくさんの果実を実らせてくれ、収穫に忙しい思いをしていたのが懐かしくなります。今ではそれがウソだったような枯れ木になっていて、これまた侘しい気分です。

そんな寒々しい田んぼや畑でも、コウスケは相変わらず元気に裸足で走り回っています。水たまりと見るや突進していって、びしゃびしゃとやるのはもちろん、服もオムツも脱いで素っ裸で足を入れていきます。稲刈り頃のまだ暖かい時期に、泥で汚れて却って寒い思いをさせてしまうと思い、素っ裸で遊ばせていたのを彼も覚えていて、こういう時は裸になるものと思っているようなのです。
近所の人に見られたら、何やってんだと言われそうでビクビクものですが、本人はそれなりに楽しそうなので、今のところほったらかしです。風邪も引かないし、却って身体も丈夫になるかも。脱ぎグセがつかないかが心配ですが。

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CATEGORY : 近況

2005.10.17 *Mon

177(2005.10.17)

だいぶ寒くなってきて、家の中にカメムシが飛び回るようになりました。毎年のことですが、ほんとにぶんぶんとうっとうしいです。

先週はこのホームページの更新を久し振りに忘れていました。おそらく稲刈りが終わってほっとしていたからでしょう。
今年の稲刈りは去年に比べるとかなり順調に進みました。1枚まるまる手刈りした田んぼも、近所の方たちが助っ人に来てくださり、あっという間に刈り終えてしまいました。手作業は人手があるとホントに早いものだなあ、と改めて実感しました。
今年の成果は脱穀を待たないとなんとも言えませんが、去年並の収量を見込んでいます。早く新米の味を楽しみたいところです。

稲刈りが一段落したのもつかの間、今度は倉庫の屋根のペンキ塗り。4年前に来たときに1回塗ったのですが、この間の冬に雪の重みで軒が折れてしまったので、今年は雪の滑りをよくするために塗りなおしました。たった4年ですが、塗ったペンキはすっかり取れていて、これでは雪が落ちてこないわけです。
屋根の上でひなたぼっこしているカメムシどもをケトばしながら、ローラーを動かしているとここに来た時のことを思い出します。2階の屋根なので高さも結構あって、そうとうビビってやっていましたが、今は慣れたものです。

そしてようやく再び農機具小屋の屋根作りに全力投球です(まだのろのろやっているのかと思われる方も多いと思いますが)。あともう一息です。
CATEGORY : 近況

2005.10.03 *Mon

176(2005.10. 3)

もう10月、衣替えの季節です。はやいものです。季節もすっかり秋らしくなり、朝の寒さも厳しくなってきました。稲刈りも終盤を迎え、丸坊主の田んぼばかりになり寂しいものです。

うちの稲刈りは、晴天続きに助けられてだいぶはかどり、だいたいのメドがついてきました。今年は、去年だいぶひどかった稲の倒伏が少なく、機械で刈り取れる面積が多かったのも幸いしました。機械刈りはあと田んぼ1枚、手刈りが1枚と少々残っています。
機械刈りは、早く作業が進むのはありがたいのですが、落ち穂が少なからず出てくるのが難点といえば難点です。特にうちのように草だらけの田んぼは機械からこぼれ落ちる穂が結構でてきます。
加えて、天日干しするので、稲束をハセまで持っていって掛ける時にも少しずつ落ちます。
作業の合間合間にこうした落ち穂を拾っていくのですが、稲刈りはとにかく時間勝負ですから落ち穂にばかり手をかけているわけにはいきません。

すっかり稲を運び出した頃には、田んぼは夕暮れ。丸坊主になった田んぼで落ち穂拾いをするのはちょっとした楽しみです。うちのような小さな田んぼでもちょっと歩き回れば1束、2束と稲束を作ることができます。1束でお茶碗一杯分になるそうですから、今日の夕飯分くらいにはすぐになってしまいます(もちろん、拾ったその稲穂をすぐ食べることはできませんが)。
こうして落ち穂拾いをして歩いていると、いつも思い浮かべるのがミレーの「落穂拾い」の絵画です。拾っているのは稲ではなくおそらく麦でしょうが、夕暮れ時に3人の農婦が静かに穂を集めている、温かみのある私の好きな絵の1枚です。
初めてこの絵を見たのはおそらく中学生の時、美術か社会の教科書だったと思いますが、この時は「この人たちは余りに貧しいので、落穂を拾って糧にしているのだな」と全くの見当違いをしていました。絵をよく見ると、農婦は貧しい身なりはしていないし、みな豊かで感謝にあふれた表情をしています。
田んぼで20分も30分もかかって拾ってもお茶碗1杯2杯では時間の無駄というものかもしれませんが、天から恵まれた食べ物だと思うと、農婦と同じように感謝と豊かな気持ちになることができます。

新米が食卓に上るまであと2・3週間後です。待ち遠しい。
CATEGORY : 近況

プロフィール

nekomimi

Author:nekomimi
2001年夏に東京の会社を辞め、農業を中心とする生活をするため福島県会津地方へ移住。
連れ合いと3人の息子、犬のもも、ネコのリンと賑やかな田舎暮らしをしています。

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