This Archive : 2005年09月

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2005.09.19 *Mon

175(2005. 9.19)

秋の彼岸を迎え、だいぶ涼しくなってきました。
早朝の寒暖計をみると11℃と涼しさを通り越して寒さを感じます。
朝露がすごいので、収穫する手がかじかむほどです。
昼間はじっとしていても暑いくらいになりますから、朝晩の寒暖の差はかなりのもので、これがあるから会津の米や野菜は美味しくなるともいわれています。

今年はなんだかスズメバチの姿をよく見かけます。
県内ではスズメバチに刺されてなくなった事件が何件かあったようで、こういうニュースを聞くと他人事ではありません。
畑では花の蜜を集めるのではなく、作物につくアブラムシにちょっかいを出しているようです。
アブラムシは甘い液を出すので、よくアリがたかっているのをみますから、スズメバチもそれが目当てなのかもしれません。
オクラの収穫をしていると手元のすぐそばで羽音を聞くとドキリとします。
近所の公民館や神社などでも蛍光灯の周りをぐるぐる飛んでいて、この辺のひとは大抵のことは驚かないのですが、スズメバチには過剰なほどの警戒しています。
手を出さなければなんともなさそうなのですが。

こちらの命に関わる動物というとあとはクマやマムシがいますが、マムシもよく見かけました。
今年はニガウリの手入れが悪く、もさもさとツルがからみあっていて地面も見えないくらいになっていて、実がどこについているのか判らないくらいになっていました。
ツルの茂みの中に手を突っ込んで実を探しているのですが、この中にマムシがトグロを巻いていたのにはかなりビビってしまいました。
前日、偶然マムシがこの茂みに逃げ込んだのをみていたので、注意できていたから良かったものの、知らずにゴソゴソやっていたら大変なことになっていたかもしれません。
さっそく棒で突っついておびき出し、頭を潰しておいたのですが、そういうことをしたことのない私としてはホント気味が悪くて、しばらく動揺していました。

自然が豊かなのは結構ですが、スズメバチやマムシはもう結構です。





ちょっと小屋らしくなってきたでしょ



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CATEGORY : 近況

2005.09.12 *Mon

174(2005. 9.12)

秋の高い青空を見上げると、無数の赤とんぼが飛び交っています。
爽やかで過ごし易い季節になってきました。先日の台風も進路が逸れてくれて、農作物に影響がなくだいぶ助かりました。

稲刈り目前にして、最大の懸案であった農機具小屋作りがようやく本格化してきました。
当初の予定ではこの時期にはもうできていたはずですが、農作業をしながら材料の準備などしていると、どうしても前に進みませんでした。
一番の難題は材料の準備。お金をかけないつもりなので、杉の間伐を活用。
木を切らせてもらい、それを適当な長さに切って山から運び出し、皮を剥いてようやく材料として使えるようになります。
15mもの杉の木を切るのがはじめてでしたし、生の木がこんなに重いとも思っていませんでした。
ヤブ蚊に刺されながら一人で6mほどに切り出した丸太を森から引っ張りだし、トラックに載せるのは大変な重労働です。こうして運んだ丸太は大小50本ほどにもなります。
丸太は皮を剥かないと、中に虫がはいってしまいます。あとで知ったのですが、ちゃんとした皮剥き道具があるそうで、知らずに手持ちの道具でやると1本剥くのに30分以上はかかっていました。
そうして半分ほどの材料が揃ったのが8月。
たった一人で柱を立て、桁(けた)をかけ、梁をを渡すのも一苦労。
ようやく大まかな骨格ができてきました。さすがに棟(むね・屋根のてっぺん)をあげるのは一人では無理で、近所の人に手伝ってもらっていますが。
組みたて開始から1ヶ月もたつのにこの程度ですが、すこしづつ形になっていくのはとても楽しいことです。
でっかいプラモデルを作っているような感じです。稲刈りが始まるので、またしばし中断ですが、なんとか雪の降る前に屋根だけでも完成させたいと思ってます。


bf9b5846.jpg
まだこの程度です


稲刈りは今週から始めます。お手伝いも大募集です。連休もありますのでどうぞよろしく。
CATEGORY : 近況

2005.09.05 *Mon

173(2005. 9. 5)

会津では残暑はもう終わってしまったようで、雨の日は肌寒くなってきました。
稲穂も黄色く色づき、収穫を待つばかりとなりました。

私たちの住む集落では、携帯電話を使うことはできません。
いわゆる圏外というやつで、人口カバー率では既に99.9%とも言われ富士山頂でも使える昨今、いまや天然記念物的にめずらしい地域になってきました。

もちろん近くに電波の設備がないこともありますが、ここは谷地なので、余計に入りにくいのです。
テレビの電波さえも危うく、山に共同アンテナを立てている始末ですから。
といっても今やケータイ時代なので、近所の若者は自宅では使えなくても大抵もっているようです。
家の2階とか小高い広場などにいくとピンポイント的にアンテナが1本立つところもあるようで、そこでケータイを空に高く掲げている姿をよく見かけます。

私は東京にいる頃からケータイを持ったことはありません。
なくても特に不便がなかったのと、いつでも人に監視されているような気がしていたからです。
外での通話はもっぱら公衆電話で、ちょっと前まではみんながケータイなので、どんなときでも大抵公衆電話が空いているのがとても便利でした。
ところが、いまでは不採算の電話は撤去され、うちから一番近いのは車で10分以上も行ったところになってしまい、不便になってきました。
かといっていまやケータイをもつ経済的余裕もないし、あってもやっぱり持つ気になれません。
嫌なのはあたり構わず通話する傍若無人な姿やうつむきがちに何かに取りつかれたように小さな画面を見つめ親指を動かしている様子が、なんとも空しい感じがするからです。
近所の若者が見えない電波めがけてケータイを空に向けているのもなんとも悲しい風景です。
テレビが見られたり写真が取れたりお金のやりとりができたりと便利になってくればくるほど、なんだかせせこましくて逆に「豊かさ」から遠ざかっているような気もします。

そのケータイを使わざるをえないアルバイトがちょっとあって、借りて使っていました。
通話やメールは人気のないところでなぜかこっそりと(電波の届く町中ですが)使い、必要のないときはさっさと電源を切ってしまいます。
こちらからかけるときはその場所を選べるからいいのですが、かかってくるのを待っているときはハラハラしてしまいます。
夕方電話かけるから、と予告してくれるのはいいのだけれどそのころは「圏外」の自宅にいる時間。仕方がないので、近所の人に一番近い「ピンポイント」を尋ねて軽トラックで行ってみました。
それまで圏外だったのが、そこにいくと使えるようになっています。人気のないその場所で30分もボーと待っている間、どこからどこまでが使える範囲なのかなあ、なんてひま潰しで画面を見つめていました。
いつのまにか私自身も空しくケータイを空に向けているのに気付き、あわてて軽トラの屋根に放り投げました。
さっきから車1台通らないアスファルトの上に寝転がり、どんよ
りと暗い雲を眺めながら、今の自分の姿が何かに似ていたなあ、としばらく考えていました。そうそう、海で溺れた時みたいに手を伸ばしているのと同じ。
世間と繋がるために電波という空気のありかを探して必至で手をのばしていたのかもしれません(そのあとようやく電話がかかってきたのはいいのだけれど、電波が弱くてすぐ切れてしまうのです。軽トラの荷台に登って使うハメに)。

eb30dc7f.jpg
CATEGORY : 近況

プロフィール

nekomimi

Author:nekomimi
2001年夏に東京の会社を辞め、農業を中心とする生活をするため福島県会津地方へ移住。
連れ合いと3人の息子、犬のもも、ネコのリンと賑やかな田舎暮らしをしています。

URL ねこのめ ねこのみみ



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