This Archive : 2005年05月

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2005.05.30 *Mon

162(2005. 5.30)

5月も終わり。そろそろ梅雨の時期を迎えます。緑はますます濃くなって、家の周り、畑は草だらけになってきました。
植物にとってはもっとも成長しやすい季節なのでしょう。

近所でも田植えはだいたい終わり、一段落、といった感じです。
この時期に毎年ここの学区の小学校の運動会が行われます。
生徒の数が少なく、余りにもさびしくなってしまったので、4年前から学区内の一般住民も参加する運動会となっています。
今の全校生徒はたったの16人。
従ってPTAの親の数も少ないわけで、この手の催し物の準備は相当な負担になっているようです。
校庭の整備に人手が足りなくなり、今年から一般住民もグラウンドの草取りに駆り出される始末です。
もちろん強制ではないのですが、相当困っている様子だったので、私もお手伝いに参加しました。
早朝5時半からの作業にも関わらず、結構多くの人たちが集まっていたのは驚きでした。
無事に準備が終わり、いよいよ当日。生徒の十何倍もの数の住民が集まり、グラウンドのトラックを囲むように集落ごとにテントが張られています。
五月晴れの青い空の下、賑やかな運動会の始まりです。

うちも家族3人でテントの日影におさまっていました。
うちの集落では幼児がコウスケをいれて2人しかいないので、誰もがかまってくれ、私たちにとっては面倒見から解放されるいい機会でもあります。
コウスケも集落の人には慣れているので、リラックスしてしたい放題で遊んでいます。
面倒を見てくれるのはいいのですが、中に一人朝からほろ酔い加減のオジサンがいました。
決して悪い人ではないのですが、たまに朝から飲んでしまうのがタマに傷なのです。
この日のコウスケのお相手も周りがハラハラするような状態でした。
コウスケがちょろちょろテントから出ていって、校庭の遊具で遊ぼうとするときもこのオジサンがついていてくれたのですが、このときばかりは私たちは一時も目が離せません。
そのうちとうとう足元がふらついてコウスケと転ぶありさま。

そうこうしているうちに競技は進み、私たちもそしてコウスケもあれこれ出場し、みんなでお弁当を食べ、生徒たちの紅白対抗リレーで盛り上がり、とうとう閉会式。
生徒たちと一緒に整列して、表彰の後、校歌斉唱。
もちろん私は歌を知らないので、黙って16人の生徒が歌うのを聞こうとしていました。
前奏の後の歌い出し、16人の声ではさぞさびしいだろうと思っていると、生徒たちと一緒になって大人達も校歌を歌い出しました。
そっか、みんな何十年も前のこの学校の卒業生なんだなあ。
私の後ろでひときわ大きな声で件のオジサンも歌っていました。

早朝のグラウンドの草むしりにあんなに大勢の人たちが集まり、そしてその中にあのオジサンもいてその日は一生懸命草刈りしていたのを思い出しました。
私のうしろでなおも真面目に歌い続ける、あの大きな声を聞きながら、このほのぼのと暖かい運動会にちょっとうれしくなりました。
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CATEGORY : 近況

2005.05.23 *Mon

161(2005. 5.23)

ふじの花が咲く頃になりました。五月晴れの日はじっとしていても汗ばむほどの暖かさです。
近所では田植えの真最中、そろそろ終盤に入ってきたところで、水を湛えた田は緑の点々に彩られています。


ad9cefc8.jpg

さつき晴れはきもちいい。





うちでも田植えをしていて、ようやく終わりました。
いつもはだいたい他所が始めると、どっこらしょ、といった感じで始めるのですが、今年はちょっと違います。
田植えが遅いと秋の刈り取りが遅くなり、秋仕事が忙しくなってしまうので、早めに準備をしてきました。
うちの集落では田仕事のペースメーカのような人がいて、この人がだいたいトップを切って田植えをしたり稲刈りを始めたりします。
この人が始めるとやおら皆がそろそろかあ、という感じで一斉に仕事をする、という感じです。今年はこの人のペースに合わせて、種蒔きをしたり、田の準備をしてきました。
田植えも同じ日で、私も集落のトップを切ったことになります。おかげで、今は余裕で終わって一息ついているところです。

こんなに早く終わったのは、田植え機のおかげでもありました。
これまでは手植えだったのですが、年々作付け面積も増え、お手伝いをお願いしたとしてもそろそろキツクなってきていました。
昨年古い田植え機をもらったこともあって、これを機に機械化することにしました。
機械にすればカンタンカンタンと思いきや、これが意外とやっかいなのです。
まずは苗作り。手植えの時は苗箱のなかでそこそこ芽が出ていれば、適当に良い苗を選んで植えていけばよかったのですが、機械ではそうはいきません。
一様にだいたい同じような生育をした苗を用意する必要があります。
苗の大きさも、長さ10cm程度がいいようです。
小さいと水没してしまう苗があったり、大きいと田植え機の中で引っかかって苗を傷めることになります。
手植えなら苗の大きさと田んぼの状態に合わせて調整できます。
無事苗を機械にセットできてもまだ安心はできません。
苗を一直線に美しく植えるのはとても難しいことです。私がやるとヨロヨロと蛇行したり、幅が一定せず、あまり美しいとはいえません。
おまけにこの中古品、調子が悪くアクセルが常にフルスロットルなので、折り返しやカーブでスピードを落とすことができず、微妙な操作が難しいのです。
暴れ馬を操るようで本当に疲れます。

とはいえ、さすがは機械、いままで1日がかりで手植えしていた田が1時間もかからずに植付けが終わります。
細かい手直しがあるので、実際はもう少し時間はかかりますが、全部の田で10日くらいかかっていたものが2・3日で完成してしまいます。
でき映えは手植えの碁盤の目のような美しさはなく、達成感もそれほどでもなく、除草機の使える範囲が手植えに比べ限られてしまうので草取りが大変ですが、これから草取りがんばります。
草取りお手伝いお待ちしております。

CATEGORY : 近況

2005.05.16 *Mon

160(2005. 6.16)

5月も半ばになるというのに、肌寒い日がつづいています。
連日、天気予報では霜や低温の注意報が出されています。
2・3日間の低温注意報というのはそれほど珍しいことではないのですが、もう1週間くらいにもなり、さらに続くようです。
おかげで夏野菜や稲の苗は成長が遅れ、すでに畑に植えてあるエンドウマメなどはちっとも大きくなりません。
当初の田植えの予定日が来ているので、代かきまでしたのですがまだ植える時期が決められません。
近所の人も変だ変だといっているので、うちだけではないようで、少しほっとしていますが、やっぱり困ったことです。

先の大型連休中は、たくさんの人に来てもらいました。
野菜の苗の手入れやトマト用のパイプハウス作りには人手があるととても助かります。
思った以上に早く終わり、おかげで連休をのんびり過ごす事ができました。
それ以上に助かるのは、コウスケの相手です。みんなかわるがわる面倒を見てくれるので、私たちは久しぶりに子育てから解放されました。
コウスケも親よりお客さんの方が楽しめるようで、ぴったりくっ付いてくれてラクチンでした。

その後も、連れ合いの家族、そして懐かしい方々も来てくれて退屈しません。
来てくださった人たちが満足されたかどうか(あるいは迷惑だったかもしれません)は定かではありませんが、私たちは十分楽しく(お酒も存分に飲めたし)、お気楽な日々でした。
でも、みんな帰っちゃうと途端に寂しくなります。



わんぱくだけどまた来てね。
(皆さん帰ったあと、筆ペンで遊んでこうなった)


CATEGORY : 近況

2005.05.02 *Mon

159(2005. 5. 2)

暖かく、時にばむ陽気になりました。近所の桜は待ちかねたように一気に咲き始め、あっという間に満開になりました。
ハチやカ、ハエなどいろんな虫達も飛び回っています。

5月には田植えになるので、水田用の水路(堰)の掃除・修理(堰上げと呼びます)が始まります。
既にご紹介のように、3年前から借りている田の水は近くを流れる小川から引いています。
取水口から田んぼまで約2km、水の落差だけを利用した堰です。
昔は全て素掘りの水路だったのですが、いまでは一部U字溝や塩ビパイプなどが使われています。度重なるガケ崩れ、そしてなにより田を耕す農家の数が減ったことでこうした資材を活用して少しでも手間とお金がかからぬように堰を守ってきました。
この堰では昨年までうちも含めて3戸で守ってきましたが、高齢もあって1戸が今年から田を作らなくなりとうとう2戸になってしまいました(この分の田は私が代って耕作することになった)。
加えて今年の大雪のために堰が例年以上に壊れました。塩ビパイプを入れていた箇所が丸ごと崩れて、そこは幅5~6mほどが絶壁になりそれ以上上流にいくことができなくなってしまいました。
落ちれば川に真逆さま、高さは7~8mくらい。
高所恐怖症気味の私には思わず足がすくみます。




堰はこんな感じになってます。



ここにパイプが通っていました。左側は7~8m下に川がながれています。





大勢でやれば直すのも容易なのかもしれませんが、戸数が減ると負担はどんどん重くなっていきます。
負担が多くなるとますます田をつくるのを躊躇する人が増え、堰を守るのがさらに難しくなる悪循環に陥ることとなります。
たんぼはまるでオセロゲームのようにあっという間に畑や耕作放棄地に変わってしまいます。

最近この堰の水源の川に砂防ダムを作る計画が浮上してきました。
ダムができれば堰の距離が大幅に短縮されるために、堰のお守が楽になることは確かです。
でもダムは川の水温を下げたり、魚の遡上を妨げることで生態系が変わり、自然環境にはよくないといわれています。
折角の清流にダムがあると本当に興ざめなものです。
この川も水が美しく、そのまま飲めるくらいです。堰上げの作業の手を止めて川をながめると、何時間でもそのままぼーとしていたくなる美しい風景をつくっています。

この美しい流れと引き換えに田を守るダムをつくるべきなのか。
絶壁に塩ビパイプを設置し直す危険な作業をしながら、どちらにしてもやるせない選択肢に悩んでいました
CATEGORY : 近況

プロフィール

nekomimi

Author:nekomimi
2001年夏に東京の会社を辞め、農業を中心とする生活をするため福島県会津地方へ移住。
連れ合いと3人の息子、犬のもも、ネコのリンと賑やかな田舎暮らしをしています。

URL ねこのめ ねこのみみ



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