This Archive : 2002年09月

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2002.09.30 *Mon

52(2002.9.30)

9月ももう終わり。ますます秋の色が濃くなってきました。早朝散歩がてら畑にいくと、その道中タヌキに出会ったり、リスが駆け回っているところに出くわすことが多くなりました。きっと厳しい冬に備えて森の木の実をお腹一杯食べたり集めたりしているのでしょう。
私たちも森からの栗やキノコを楽しみ乍ら、そろそろ赤みを帯びてきた柿が一刻も早く熟すのを待ち焦がれています。近所の稲刈りは終わりに近づきつつあり、畑の作物の方も収穫の時期を迎え、いよいよ味覚の秋も本番です。

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うちで今年漬けた梅干完成!

9月始めに我が家に来た子ネコのリンと、犬のモモは最近ようやくお互いの距離が縮まってきたようです。来た当初はモモがリンを見るとヒャンヒャンバウバウ吠えていましたが、今は姿を見ても興奮せず、リンの鼻や体をクンクン嗅いだり、生噛みします。リンの方もモモをつないでいる綱にじゃれついて遊んでます。たまにケンカもしますが、放っておくといつのまにか二人一緒に日向ぼっこしていたりして、お互い遊び相手として満足しているようです。

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リンが来てからというもの、うちでネズミの足音が全くしなくなり、私たちも安心して暮らせるようになりました。リンがネズミを獲っているわけではありませんが、恐らくネズミの方が警戒しているのでしょう。家にネコが一匹いるだけでネズミがいなくなる、というのは全く不思議です。飯時になるとミャーミャーニャーニャー、メシくれーと騒ぐのにはちょっと閉口してしまいますが、給料分の仕事はきっちりしてくれてなかなか頼もしいヤツです。

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CATEGORY : 近況

2002.09.23 *Mon

51(2002.9.23)

このくだらぬホームページを開設してからちょうど1年が経ちました。いくつかバックナンバーを読み返してみたのですが昔の日記を読み返したみたいで恥ずかしくなるような内容だったので、思わず消してしまおうかと思ってしまいました。

でも、このバックナンバーのおかげで1年前の今頃は何をしていたのか、というのがわかるというのが結構面白いのです。
例えば稲刈り。今年は少し春が早かったためか、稲刈りがだいぶ早まっています。去年の今ごろは近所の稲刈りもまだまだこれからという感じでしたが、今年は早生の稲の刈り取りが最盛期です。
うちもこの3連休に稲刈りをしました。田植えの時と同様、晴天に恵まれ気持ちの良い秋晴れで、収穫の喜びもあって楽しいひとときでした。
稲刈りは「季節は今」(水稲編)で書いた一昔前の方法です。バインダーという機械で稲を刈り、ハザ棒という物干し竿のような骨組をこしらえてそこに刈った稲を掛けて天日干しします(こうした作業を「ハザ掛け」、といいます)。

ハザ棒は長さ6間(約11m)と4間(約7m)のものをそれぞれ4段掛けのものを1組づつ作りました。長さ2~3mの棒(杉と柿の木と専用の金属棒)28本でタテの支柱を作り、竹をヨコ棒にしました(用意した竹の総延長は約75m)。たった6畝(180坪)のたんぼの稲(獲れる米の量にして約300kg)を干すためにこれだけの資材が必要というのは、驚きです。これらは間伐材や今は使われなくなったもの、それに竹は近所で切らせてもらったもの(雪の多い地域では冬場の管理が大変なので竹は結構貴重品)を使いましたが、稲刈り前までにこれを集めるのがまた一苦労でした。山でも持っていれば、資材調達はもっと簡単だったのでしょうが)
稲をバインダーで刈ったら、たんぼの中にこれらの資材を使ってハザ棒を組み立てます。稲を乾燥させる約2週間、風雨の中でも倒れないように縄だけで立てていくのがまた難しく、それでも素人2人で頭を悩ませながらそれらしいものを作り上げました。

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1つ目のハザ棒完成

これに刈った稲を逆さに引っ掛けて、ハザ掛けの完成。これまでの全工程、夫婦2人で1日半かかりました。

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このままハザが倒れなければ約2週間で乾燥、その後に脱穀、籾擦り、精米すれば、待ちに待った新米の出来上がりです。

味の方はまだどうかわかりませんが、まっとうな品物であれば、自家消費分以外は野菜屋でお売りします。(お売りできる量は僅かですが)
CATEGORY : 近況

2002.09.16 *Mon

50(2002.9.16)

つい1週間ほど前までのあの暑さは一体なんだったのか、と思うほどここのところ寒い日が続いています。特に雨が降ると昼間でもストーブでも出そうかというような肌寒さです。
先週から我が家の一員に加わった子猫のリンも寒さが苦手で、私があぐらをかいて座ると目ざとく近づいてきて、お腹のあたりに腰を落ちつけてしまいます。今もこの文章を書くためにパソコンに向かうと早速膝の上に乗ってきて寝始めました。

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お借りしている畑のそばに栗の木が何本かあるのですが、畑で作業していると時折ザザザッと栗の実が落ちてくる音がします。最近は栗をとっても皮を剥くのが面倒で食べる人が少なくなったせいで、ここの栗も落ちるがままになっていました。もったいないので、持ち主にお願いして採らせてもらうことにしました。
下草を刈って、きれいにするとあちこち茶色の実がごろごろしています。虫の食っていない実だけを拾い上げていくのですが、30分も歩くとカゴが一杯になります。翌日から朝飯前に「落ちたて」の栗を探しに行くのは結構楽しいことで、畑仕事はお留守になりがちです。
拾った栗は天日に当てて早速クリご飯を連れ合いに作ってもらいました。ほんのり甘くて、優しい秋の味でした。

ご飯といえば、この3連休に稲刈りをする予定でしたが、寒さのせいでしょうか思ったほど穂が熟さず急遽延期にしました。せっかく助っ人(お客さん)が遠くから3人も来てくださったのに、腕を振るえず申し訳ないことをしました。こちらも稲刈りには人手が欲しかったので本当に残念でした。
次の3連休(21・22・23日)稲刈りしますので、もしお時間ある方、お越し下さい。雨さえ降らなければ確実にやります。たぶん。
CATEGORY : 近況

2002.09.09 *Mon

49(2002.9.9)

約2週間ぶりに待望の雨が降り、厳しかった残暑が一息つきました。雨が降ると半そで半ズボンでは寒いのは、やはり秋に入った証拠なのでしょう。

近所のたんぼも黄金色が濃くなってきて、いよいよ稲刈りのシーズンです。あちこちで米の乾燥機を準備したり、コンバインの整備をしている人の姿を目にします。

020909kaan私もたんぼの畔草を刈ったり、刈り取り機を借りてきて試運転したり、天日干し用の竹や木を揃えたり徐々に頭を垂れてくる稲穂を横目に稲刈りの準備をしています。米だけでなく、秋はいわずと知れた収穫シーズン。芋やカボチャ、豆など保存食の収穫も目前です。
米、芋の保存で問題なのは、腐る・かびるといったこともありますが、目下の我が家の心配事はネズミに食われるということなのです。7月くらいから天井裏でバタバタ足音がし始めてから、収穫したナスや配線のコードを齧ったり、時々悪さをするようになりました。たくさんある収穫物をいちいちネズミにいたずらされないように養生するのはとても大変ですし、第一ネズミが家の中をちょろちょろしているというのはあまり気持ちのいいものではありません。
すぐに「ペッタンコ」(ゴキブリホイホイのデカイやつ)とか殺鼠剤などを大量に買いこんであちこち仕掛けました。3・4匹はそれで捕まえましたが、アチラはねずみ算式に増えていくのですから、いつまでもペッタンコでは切りがありません。
ネズミ対策といえば、ネコです。

今から思えばここに住みはじめて約1年もネズミが出て来なかったのは、床下や天井裏にネコが住んでいたからだと思うのですが、犬のモモが来てからネコたちにとってはちょっと我が借家に住みにくくなったということもあったようです。
その中の一匹を飼い猫にでもすればよかったのかも知れませんが、その時はネズミが出てくるとは思っていなかったので、なんとなくそうはしませんでした。実は一度近所からネコをもらったのですが(あくまでペットとして)、外の生活に慣れてしまっていたためか、来たその日に大暴れして元の家に帰ってしまい、そのショック以来ネコを飼うことにためらいがありました。

ネズミ対策という大命題を与えられた今、感傷的なこともいっておられず、ちょうど近所で子猫が生まれたというので、もらってきました。今回はペットとしてでなく、ネズミ取りとして雇ったのです(給料はエサ)。
まだ産まれて2ヶ月、体重850gの子猫で、即戦力になるかは不明ですが、今週からうちの一員になりますので、よろしくお願いします。名前はリン(メス)です。
モモがうちに3月に来てから、毎週本ホームページにその成長ぶりをお伝えしてきました。それを見た訪問者から、時に本ホームページのことを「いぬみみ?」などと揶揄され、苦悩の日々でしたが、今週から押しも押されもせぬ「ねこみみ」です。

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リンです。よろしく。
CATEGORY : 近況

2002.09.02 *Mon

48(2002.9.2)

いやあ、ほんとに時の経つのは早いですね。もう9月です。こちらは残暑が厳しく連日30度を越えています。ついこないだ冬用のフトンを出したのがウソのようです。雨も1週間以上降らないので冬採りのキャベツなどがだいぶ参ってます。

020902mukade先日、町の運動会があり、それから地元の小学生のかわいらしい鼓笛隊がこの集落にやってきたりと、ちょうど1年前引っ越してきてからいきなりいろいろな行事があったことを思い出します。そうです、8月末で移住丸1年になるのです。
いろんな不安を抱えながらなんとか冬を越し、畑仕事を始め、今こうして多少なりとも野菜の出荷ができているというのは、移住当時からは想像できなかった進歩です。ここまでこれたのも近所の方々をはじめ、友人、元の会社の方々、それにこのホームページに訪問頂いた方々の励ましのおかげと感謝しております。今後もなんとか同じペースでのんびりやっていきたいと思いますので、引き続き応援お願い致します。

1年前といいますと、その頃日本の農業の世界では中国に対しての輸入セーフガードの実施でだいぶ騒がれていました。中国産の安いネギ・シイタケ・イグサが日本に入ってきてとても国産が太刀打ちできない状況の中で輸入制限がされたのです。確かにスーパーに行くと5・6本一束100円の中国産の隣りで1本89円の国産ネギが本当に申し訳なさそうに佇んでいましたし、袋に詰め放題の中国産シイタケが信じられないような安さで売られていたのは記憶に新しいところです。
1年経った今、日本では使用が禁止されている農薬が使われた中国産のホウレンソウが問題になり、中国産の野菜全般について消費者の目が厳しくなりました。つい最近では国産の野菜・果物にも違法農薬を使う農家がいた、ということが判明。BSE問題、偽装牛肉・鶏肉などと共に食についての様々な問題・不正が発覚した1年でした。
一連の事件の報道を見ていると、結局生産者のモラルや姿勢について厳しい指摘がなされているように思います。確かに生産者が直接不正の手を動かしたのですから、その責は甘んじて受けとめるべきですが、何か問題の根源についての議論が乏しいように私は思うのです。
こういう問題が起こると決まって大手スーパーなどはそうした疑いのある品物を全て撤去して、うちの店ではおかしなものは置いてありません、と張り紙をしますよね。あるいは生産者からの念書みたいなものを取り寄せて品物の横に張っておいたり。更に、最近の消費者は多少高くても安全なものを欲しがっているから、有機野菜を多くしてみました、と何かえらそうにスーパーの担当者がコメントしている記事も見かけます。
でも元はといえば、こうした大手のスーパーが安く売るために生産者や卸にかなり無理をさせたという面はなかったのでしょうか。にも拘わらずそのことはほっかむりしておいて手の平を返したように、もうそういう商品は置きません、とか生産者の一筆を取り寄せる、というのは自分の売っているものについて自信や見る目がない、ということを自ら証明してしまっている、あるいは商人としての無責任さを露呈していることにならないのでしょうか。

なんでも自由競争が良い、価格形成は完全に市場に任せたほうがいい、とよくいわれます。でも完全に市場での競争がなりたつには、取引される品物やサービスについての情報が「完全に」知らされる、という大前提があるはずです。
偽装牛肉・鶏肉、違法農薬野菜など全てこの情報の「不完全さ」問題になっているといっていいのではないでしょうか。

私たちでは無農薬・無化学肥料で野菜を栽培していますから、 こうしたご時世では「時流に乗っている」という見方をされる方がいらっしゃるかもしれません。でもそれは所詮一過性の流行に過ぎないでしょうし、ここぞとばかりに売り込んでみようとも思いません(そもそもそんなに量がない)。
それよりもここで栽培された野菜がどのような過程で育てられてきたのか、それをきちんと買って頂く方に理解してもらうことがなにより重要だと考えています。
極端なことをいえば、例え化学肥料を使おうが農薬(もちろん合法の)を使おうが、それをどれだけどのように使った、どういう肥料なのかどういう農薬なのかということをきちんと伝えることができれば、それを求めるきちんとした消費者は必ずいるはずです。
農林水産省がやれ有機農産物とか減農薬野菜とか、エコファーマー(持続農業法に基づいて化学肥料や農薬の使用を減らした農家のことだそうです)などと制度やラベルを作ったところで、また偽物が出てくることは間違いありません(次に起こる偽装事件は「偽装有機野菜」ではないかと私は思っています)。
そんな基準作りに労力を使うのではなく、正しく情報を伝える競争を生産者・卸・商人にさせることが重要だと思うのですが、どうでしょうか。

移住1年を記念して、ちょっと固い長い文書になりましたが、この思いはこのホームページを始めた1年前からなにも変わっていません。
CATEGORY : 近況

プロフィール

nekomimi

Author:nekomimi
2001年夏に東京の会社を辞め、農業を中心とする生活をするため福島県会津地方へ移住。
連れ合いと3人の息子、犬のもも、ネコのリンと賑やかな田舎暮らしをしています。

URL ねこのめ ねこのみみ



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