This Archive : 2001年11月

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2001.11.25 *Sun

10(2001.11.25)

この3連休、あちこちの畑でだいこん、はくさい、かぶなど冬野菜の収穫にいそしむ姿が見えます。これが終わると畑は一応店じまい、田畑は一旦休息に入ります。うちの畑はまだまだ運転中ですが。
わが借家の雪囲いもようやく完成、車のタイヤをスタッドレス化し、屋根の雪落としの道具やスノーダンプ(雪をどかす道具)・スキーの手袋なども倉庫からひっぱり出して各所に配備し「いつでも来い!」と意気込んでいるのですが、今年は初雪が遅いようで、ちょっと拍子抜けです。いつも11月中に一度は降るらしいのですが、幸いというかまだ白いものは見えません。

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すっかり葉っぱが落ちきって冬準備万端のけやき

今週はこの部落の料理教室がありました。普通に考えると女性だけが参加するものなのかもしれませんが、連れ合い共々参加しました。先月男性だけがでる部落の共同草刈に連れ合いも連れて行ったので、今回は、ということになったのです。部落の公民館で女性6名、男私1名が集まり豆腐ハンバーグ、ナムル、澄まし汁、ご飯を作成しました。私はほとんどただ見てるだけですが、さすが主婦の集まりだけあって手際がよく、朝9時から始めて11時過ぎには完成し、早めの昼食となりました。
この機会にと、郷土料理のことや正月料理のことなどお話を聞きました。福島の郷土料理「こづゆ」は慶事弔事に食べること、大晦日には新巻鮭を食べること、もちろん年越し蕎麦も食べることなど。他愛のない会話ですが、当地のごく普通の家庭の食事の雰囲気がよく伝わってきました。でも、こちらでも都市の主婦同様、勤めや子供の世話で忙しいらしく、なかなか郷土料理などを作る機会が少なくなったようです。
畑の方は、二十日大根が収穫を迎え、赤いかわいらしいのをとりあえず15個ほど採って甘酢漬けにしてみました。だいこんも人差し指くらいのまだ小さいままですが、最近霜に当たっているせいか味噌をつけてたべると甘くて旨いのです。いづれも酒の肴、というのがちょっとバラエティーに乏しい。次回の料理教室はぜひ地元の旬の野菜料理を教えてもらいたいものです。

011125amazuduke
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CATEGORY : 近況

2001.11.18 *Sun

9(2001.11.18)

ここへ来る前に勤めていた会社の方から、小型冷蔵庫くらいの大きな箱の宅配便が届きました。中身は柚子とブルーベリーの若樹です。東京で送別会をしていただいた方々からの暖かい贈り物でした。勝手に会社を辞めてきたのに、こんなにもして頂いて本当にありがたく、また申し訳ない気持です。この場をお借りして心より御礼申し上げます。


この柚子とブルーベリーも初めて雪の冬を経験する(彼らは静岡県-私の故郷でもあります-から来た)ので、全く境遇は私と同じ(といっても好きで会社を辞めたわけではなく、連れてこられたのでしょうが)。かれらと共に力強く、ときには励まし合いながらこの冬を乗り切っていきます。
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第一次越冬隊の仲間
(左から本柚子、ジャージーブルーベリー、ブルークロップブルーベリー)

今週から東北以北の天気予報に雪のマークが付くようになりました。「山沿いでは雪混じりの雨になるでしょう」なんていわれると、わが山都町も山沿いかなー雪かなーとちょっと心配したりするのですが、いまのところ雪らしいものは見かけません。周りの家では先週あたりから、雪囲いをはじめています。雪の多い当地では主に屋根から滑り落ちてきた雪が、積もり積もって家屋の方へ寄りかかってくるのを防ぐ目的で雪囲いをします。といっても周囲全体するわけではなく、屋根の傾斜面側(雨どいがついている面)の窓がある壁を主に囲うようにします。もちろん、雪囲いなどしたことはこれまでありませんが、8月にこの家に来たときには雪囲いをされたままでしたのでどのように作ればいいかは事前学習されています。
雪が積もるといろいろ困ることがいくつか出てきます。家の周囲をぐるぐる見て回り雪の積もった状態を想像するのですが、思いつくのはせいぜい

・洗濯物が外に干せない
・積もった雪の捨て場所に困る
・朝起きたら玄関が雪で埋まって出られない
・ネコの通り道が塞がれる

程度のことしか浮かばず とりあえずその対策だけ徐々に進めることにしました。
対策とは順に

・縁側に物干し竿を設置する
・家の周りのガラクタを片付ける
・物置においてあるスコップを玄関に移す
・雪囲いをちょっと増やす

ということになります。
気づいてみるとこういう作業をすることを「冬支度」というのね、と暖かい所で長年暮らしてきた者にとっては何か新しい語彙を獲得したような気分になりました。

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まずは土台作り
011118yukigakoi2
波板を釘で土台に固定して出来あがり


畑の作物たちはイチゴ、小ネギ、最近播種したスナックえんどう・絹さや以外は越冬しないので、それまでに収穫する予定ですが如何せんまだ充分成長しているとはいえません。雪と野菜たち(だいこん・はくさい・かぶ・はつかだいこん・ほうれんそう)との激しい競争は大詰めを迎えています。こういう事態になってほんと、すみません、と何年か前に倒産した大手証券会社の社長のように涙ハナ混じりに弁明したいくらいです。
(大きくならないのは)野菜たちのせいではございません。(>_<)
CATEGORY : 近況

2001.11.11 *Sun

8(2001.11.11)

011111hakusai毎回同じことを書くようですが、朝晩本当に寒いです。8日は寒気の影響でこの冬一番の寒さで、早朝畑の見まわりにいったら、はくさいにもダイコンに霜が降りてました。はくさいは葉を縁取るように氷がはりついていて、なんとも美しい姿です。うちでは雨水を直径60cmくらいのタライに溜めて雑用水として利用しているのですが、そのタライの水もしっかり凍っていました。それもサランラップくらいの薄氷ではなく、ちょっと指で押したくらいでは割れない本格氷でした。

今週は町の文化祭がありました。生け花、俳句、写真、絵画、陶芸など各方面の町の愛好会が展示を競い、囲碁将棋大会、歴史探検ウォーク、拓本体験など各種イベントも行われました。人口4600人の町で展示が24もなされているのには驚きです。私たちは夜に行われた「民話の夕べ」を聞きに行ってきました。町の公民館で8人の語り部がそれぞれ民話を聞かせてくれるのですが、先のうつくしま未来博にも出張して披露したという人もいて結構皆上手なのです。語りはもちろん会津弁で、私も普段から地元言葉を聞きなれているせいか、方言での語りには都会で聞くよそよそしさがなくとても自然で、それがまた物語とマッチしているのです。題目は姥捨て山の話など必ずしも会津の民話ではなかったのですが、こうして改めて聞くと、話には「正直が一番」、「年寄りは大事にしなければいけない」、「機転をきかせ、知恵をもて」などの教訓が込められていて今の生活にも通じることばかりです。

それから新ソバまつりが10日・11日に開かれました。すでに紹介しました通り当山都町はソバで有名な所で、何年か前に全国のソバどころが集まる「ソバサミット」を開催するなどその方面ではちょっと名の知れた町なのです。3000円でソバ食べ放題のチケット1000枚が数日で売りきれたというので、当日その様子を見物しにいったところ確かに東北近県だけでなく関東・北海道方面のナンバーをつけた車がぞろりと勢ぞろいしていて、ちょっとタダナラヌ雰囲気で会場の入り口付近に大勢の観光客が並んでいるのです。新聞では連日どこの会社がリストラとか日本経済は2年連続のマイナス成長とか不景気な話ばかりですが、こういうことにちゃんとお金を使う人がいるわけで、お金を出したくなるようないい物を作る、いいサービスをするというのが今の社会では抜けているのかな、と思ったりもします。

農の方は先週に続き、落ち葉集めと米ヌカ集めです。私が会社勤務時代お世話になった方がわが借家にお越しになったのですが、落ち葉集めを手伝ってもらってしまいました。おかげでたくさん確保できたので大助かりです。こんな遠くまできて落ち葉集めでは本当に申し訳ないので、来年か再来年この落ち葉で作った堆肥で生産できたものでお返しできればと思います。それまでにまだ何度か来て手伝って頂くことになるでしょうが。
CATEGORY : 近況

2001.11.04 *Sun

7(2001.11.4)

11月になりました。霜月というくらいで、朝早くわが畑にいくと最近急成長中のだいこんの20cmほどの葉っぱの先端が凍っています。間引き(嫌な言葉です)として成長の遅いものを抜いていくのですが、葉の氷が手の温もりで解けて手は直ぐにびっしょりとなり、2・3本抜いただけで手がかじかみます。こんな目に遭うならもう少し早く種を蒔いとけばよかったよ、と後悔しました。
今週は父が遊びに来てくれ、4・5日泊ってもらったので、私たちも観光気分で若松城(鶴が城)などに行ってきました。ここにいるからには歴史や文化、みどころなども今後来られる皆さんにご紹介したいと思っています。有名な若松城以外にも結構福島には魅力的なスポットがたくさんあるようです。父とへ出かけた時はまさに紅葉の見頃で、落ち葉のさくさくという足裏の感触も心地よく、全身秋につつまれた感じでした。

011104ryouzen
福島市の近くにある霊山(りょうぜん)

落ち葉といえば、堆肥用の落ち葉集めも始めました。そもそも堆肥をどう作るか知識もないのですが、とにかく集めてから勉強することにしました。集めるには本当は軽トラックなどがあればいいのですがないので、野菜コンテナに落ち葉をぎゅうぎゅう詰め、乗用車のトランクで運ぶという地道路線でひとまずしのぐことにしました。いまどき落ち葉で堆肥を作るひとは普通の農業をしている人ではほとんどいないので、夕暮れの薄明かりの中、道路脇に積もった落ち葉を熊手で一人かき集めているヨソ者の姿はちょっと不気味です。
あと、近所に牛を飼っている方がいることを最近知ったので、来年用に牛糞を貰ってきました。私は牛糞ってのは物凄く臭いのかと身構えて行ったのですが、積んであるものは表面が黒く、乾燥しているせいかそれほど臭わないのでほっとしました。とそれもつかの間、10cm位ほじくってみてやっぱり、生の黄色いのがでてくるとやっぱりそれなりの香りがするものです。食事中にこれを読んでいるひとには申し訳ありません。とにかくそれをわっせわっせと一輪車に積み、田んぼ脇まで10回ほど輸送しました。なんだかハエみたいな虫が一緒に作業していた連れ合いと私の周りを無性に飛び回るなど、多少の辛さはあったもののスコップを動かしながら、私たちは本格的な農的生活に突入しつつあるのかもしれない、そういう実感が湧いてきました。
牛や豚など飼うのは最近は公害の元として嫌われることが多く、その酪農家自身も牛糞を貰いにいった私に「汚いから畑に使わなくてもいいんじゃない」という始末で、単なる汚いもの、迷惑なもの扱いです。牛は藁・草などを食べ、食物ではヒトと競争関係にない有用な動物です(最近禁止になったけどこれまで肉骨粉を与えていた人間は、どうかしていると思う)。肉や乳だけでなく、糞など身近にあるものを何でも有効に使ってやるのが、本当の意味での「有機」農業だと思っています。

011104momiji
そろそろ見頃も終わり
CATEGORY : 近況

プロフィール

nekomimi

Author:nekomimi
2001年夏に東京の会社を辞め、農業を中心とする生活をするため福島県会津地方へ移住。
連れ合いと3人の息子、犬のもも、ネコのリンと賑やかな田舎暮らしをしています。

URL ねこのめ ねこのみみ



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